学習ガイド

中学文法が使いこなせれば英会話はほぼ困りません。

英語が苦手なひとほどスラングのような特殊表現を知っているひとがすごいように思ってしまいがちですが、英会話ができるようになりたいなら、基本的な単語を使いこなせたり、自分にとって必要な表現がぱっと出てくるようにできることのほうが大事です。

日本人が英語を話せないいちばんの原因は、アウトプットをする機会が少ないから。英会話スクールやSNSをうまく利用して、発信力を鍛えよう。

リスニングもリーディングも、全体の８～９割の単語がわかっていなければ、内容を理解することができません。また、単語がわからないと文法などの勉強をするにも効率が悪いので、まずは単語を優先して勉強しよう。

文法や語法がわかっていないと、リスニングやリーディングの内容理解問題にもひっかかってしまうし、文法問題はボロボロになってしまいます。文法軽視はNG！使いこなすことをゴールに勉強しよう。

単語・文法の基礎を固めたら、リスニングやリーディングなどの演習問題に取り組みましょう。どの分野の勉強をするにしても心がけてほしいことは、「大事なのは解答そのものではなく、なぜその答えになるのかを自分で解説できる力」だということです。知らない単語や文法・語法はもちろん全部つぶしていきましょう。

語彙力に自信がなくて勉強をし直す場合は、専用の単語帳で勉強しよう。押さえておくべき単語が整理されている単語帳が、効率よく資格をとるいちばんの近道です。

TOEICや英検などの資格ごとに勉強しないといけない文法が異なるわけではありません。また、文法をおろそかにしていると、高得点や難易度の高い級はのぞめません。文法は基礎からしっかり固めましょう。

目的が（真の英語力ということではなく）資格習得なら、やるべきことは専用の問題集での演習です。公式問題集は、一度解くだけでなく、単語や文法の復習までしっかりしましょう。苦手なパートがあれば、さらにそのパートの訓練をしましょう。