【体験談】2回の語学留学で学んだ成功例と失敗例!留学前のおすすめの勉強法もあわせて解説します

留学してから英語勉強すればいいよね?

留学すれば英語できるようになるんでしょ?

留学前ってだれもがこう思うと思うんです。そして、留学したことがあるひとならだれしも「そう簡単に英語ができるようにはならないよ」って実感しているはずです。

本記事では、1回目の留学を大失敗し、どうにか2回目の留学でリベンジしてビジネスレベルで英語を使えるようになった筆者が、失敗談や成功談、留学前のおすすめ勉強法などを余すところなく紹介していきます。

この記事でわかること

  • 語学留学の成功例と失敗例
  • 語学留学を成功させるコツ
  • 語学留学前にしておくべき勉強

この記事を書いたひと

筆者プロフィール

  • 純ジャパ
  • はじめての語学留学は大学生になってから
  • 現在はTOEIC900over保持
  • 教材編集者・プロ家庭教師として生計を立てています
目次

体験談

失敗談:1回目の留学@オーストラリア

はじめての海外留学は、大学生になってから。

民間の留学業者を使って、オーストラリアにワーキングホリデービザで渡航しました。

語学学校には韓国やタイなど、アジアから来た留学生がいっぱい。

何クラスもある語学学校だと入学時にクラス分けテストがあるんですが、そのクラス分けテストでは、中級レベルのクラスに振り分けられました。

文法の授業は中学や高校で習った文法をもう1回学び直し。会話の授業は同じクラスのみんなと、つたない英語ながらがんばってやりとりをする練習。休み時間になると、それぞれの母国語の挨拶や下ネタ(←世界共通で仲良くなれる話題・笑)を教え合う。

さらに休みの日には、同じタイミングで留学に来た留学生(←おもに日本人)とパブに行ってお酒を飲んだり、小旅行をしたり・・・。

こんな生活を、最初の3か月ぐらい送っていました。

そう。すでにこの時点で留学の失敗をおかしているんです。

せっかくオーストラリアっていう英語圏に来たのに、絡んでいるネイティブは英語の先生とホストファミリーだけで、あとは圧倒的に、日本人やほかの国から来た、英語力が中途半端な留学生とばっかりいるんですよね。

こうなってくるといつまで経っても英語力は伸びないし、自信もつかない。おまけに、日本人といることが当たり前になってくると、ネイティブと知り合う努力もしなくなる。

語学学校が終わったあとも現地のお客さんもちらほら来てくれる日本食レストランでアルバイトをしたり、日本人がいっぱい通う”小学校英語指導者資格が取れる学校”に通ったり、日本人しかいないTOEIC専門学校に通ったり。

そんなこんなでオーストラリア滞在中の1年弱の間、わたしは「英語が使えるようになった」っていう達成感がまったくなく、そのまま帰国することになりました。

成功談:2回目の留学@カナダ

2回目の留学は、社会人になってから。いろいろ経緯があって新卒から働いていた会社を辞め、そのあとの人生をどうしようかなって迷っていたときにわたしの頭をよぎったのが「留学」という2文字でした。

正直、1回目のオーストラリア留学を相当後悔していたんですよね。やり直せるものならやり直したいって。もはや「わざわざ大学を休学してまで語学留学をしたのに英語がまともにしゃべれない」とコンプレックスにまでなっていました。

そのため、2回目の留学を決めてから日本を発つまでは、必死で英語の勉強をしました。具体的には、身の回りにある英単語の勉強とか、日常英会話表現をなるべく覚えるとか、英語を聞き流して英語の音になるべく慣れるようにするとか。(←文法は自信があったので、復習しませんでした。)

今となってはそれがいちばん効率のいい勉強だったとも思わないんですが、とにかくそのときは必死でした。

それで、実際にカナダに入国してからは、文法には自信があったので、スピーキングに特化した学校に通いました。入学テストでは上位クラスにどうにか食い込み、とにかく「英語を話せるように」ということを意識して授業にのぞんでいました。

あと、今となっては極端だったなって思うことは、日本人の友達は一切つくりませんでした。日本人といると、自分に甘いわたしは絶対日本語を話しちゃうことがわかっていたから。

留学生の中でもペラペラレベルのコたちと仲良くなるきっかけがあって、学校以外の時間もそのコたちと遊んでいました。

語学学校を卒業をしてからは、インターンシップの準備校へ。

このインターンシップ校に入学するためには、一定の英語力が必要で、入学テストも受ける必要がありました。カナダに渡ってからずっとがんばって英語の勉強をしていたから、なんとか合格できました。

現地企業でインターンシップをするために、英文の履歴書をつくったり、現地企業に電話をかけて自ら面接してくださいって売り込んだり、プレゼンテーションの練習をしたり、当然面接にも行ったり。そんな学校だったので、ここにいたときにぐんっと英語力が伸びたように思います。

そして、めでたく現地企業でインターンシップができることになったんですが、現地のインターンシップなので、まわりはもちろんカナダ人ばかり。こうなってくると英語圏に留学に来た充実感でいっぱい!むしろ達成感しかないという感じ。実際に英語を使って仕事をした経験は、のちのち日本に帰国したあとも、大きな自信になりました。

それと、いろいろとトラブルに巻き込まれて転々としながらも、最終的に純カナダ人の家にホームステイできたのも大きかったように思います(※1)。毎日ネイティブの英語を聞いたり、毎日ネイティブと会話ができるチャンスに恵まれたので、ホストファミリーとなるべく交流することを心がけて、生々しい話になっちゃうけど、この家にステイするためにはお金を惜しみませんでした(※2)

※1:中には商売のために留学生をステイさせている移民の家も多い。
※2:ホームステイはルームシェアよりもお金がかかる。

カナダに渡航して半年経ったぐらいか、もうちょっと経ったぐらいか・・・わたしは英語が話せるようになっていました。留学生によっては「突然英語が聞こえるようになった」とか「朝起きたら急に話せるようになった」っていうひともいるんですが、わたしにはその感覚がなく、あるとき気づいたら、「あれ、気づいたら前よりはしゃべれるようになってるな」って感じでした。

なんていうか、最初のころは「言いたいことを日本語で考えて、それを英語に直す」っていう作業を頭の中でしていたんですけど、その必要がなくなって、「やる気スイッチを入れさえすれば、英語がスラスラでてくる」感覚。法律や医学を語れるような上級の語彙力はないながらも、知ってる単語を使いまわして言いたいことはなんでも言えるレベルまでになっていたのを今でもおぼえています。

あと、当時英語と日本語の両方でブログみたいなものを書いていたんですけど、留学して最初のころは日本語書いてから英語に訳していたんですよね。それが英語ができるようになってくると、わざわざ日本語で考えたものを英語で考え直すのがめんどくさくて、同じ出来事をあらわすにも、日本語は日本語で考えて、英語は英語で考えていました。

2回の留学を経験して学んだこと

2回の留学を通して強く感じたことは、留学はスタートダッシュが大事だと思います。

最初がぐずぐずだとずっとぐずぐずのパターンが多い。実際、オーストラリアでもカナダでも、長いこと滞在しているのに英語がまったくしゃべれない日本人を山ほど見てきました。オーストラリアではわたしもそのひとりでした。

たしかに、渡航したときには英語が一切わからなくて、1年かけて地道に勉強して、1年経つころに英語ができるようになったという例もあります。でも、せっかく時間とお金をかけて留学するのに、それってもったいないように思うんですよね。

日本で英文法の基礎固めをしっかりしたり、渡航してから困らないようにリスニングの練習をいっぱいしておく。そのうえで渡航して、留学先ではアウトプットの練習をしたり、日本ではなかなか学びにくいネイティブの生の英語にいっぱい触れる時間にすることが、本当におすすめです。

余談ですが、カナダで出会った韓国人の友人は、カナダに来る前に1年間韓国で英会話スクールに通い、カナダに来てからは早速現地のカフェでアルバイトをしていました。めちゃめちゃペラペラでした。

留学前のおすすめ勉強法

自分自身の2回の留学や、現在英語教材編集やプロ家庭教師(←海外留学したい日本人に英語を教えたりもしています)をしている経験を通じて感じた、おすすめの勉強法を紹介します。

基礎学習

文法

まずはなんといってもこれ!なによりもこれを優先させましょう!

なぜなら、語学学校に入学すると、だいたいの学校ではクラス分けテストみたいなのがあって、そこで文法問題を解かされるから。このクラス分けテストで上位に行ければ天国ですが、下位に落とされたらそこから這い上がるのは至難の業です。だから文法をしっかり勉強しておきましょう。

それに、実際に語学学校に入学してから文法の授業を受けたところで、ただでさえめんどくさいルール(=文法)を英語で説明されるもんだから、ほんと意味わかんなくなっちゃうんですよね。だから日本にいるうちに、日本語で書かれた文法書で勉強しておきましょう。

文法はさっぱりという人も、今は学び直し系の教材がたくさん出ているので、自分がやる気になるツールを選びましょう。

関連記事:文法の学び直しにおすすめの教材を次の記事でまとめています。

リスニング

文法の勉強と並行してほしいのがリスニングです。

「単語力もないし、文法もわからないことあるし、リスニングしたって意味ないんじゃないの?」という疑問は一度捨てましょう。

なぜリスニングが大事なのかというと、少しでも英語のリズムやアクセントに慣れておいてほしいから。

初留学の場合、渡航してから3か月ぐらいは、ネイティブがなにを言ってるのかなにも聞き取れないという状況に陥ります。大概。

そうすると、「せっかく海外まで来たのになにしてるんだろう」って自暴自棄になっちゃうんですよね・・・。逆に、少しでも聞こえる単語や文があると「おー!勉強したこと実際ネイティブしゃべってるじゃん!もっと勉強がんばったらもっとわかるようになるかも!」ってテンション上がること間違いなし!

だから留学前に少しでも英語を聞き慣れておくことってとっても大事なんです。

素材はなんでも構いません。書店のリスニングコーナーで売られている教材でも、好きな海外ドラマや洋画でも。YouTubeでもNetflixでも。楽しんで聞いていられるもの、内容が気になって何回も聞いてしまうものを選びましょう。

聞き流しだけでもなにもしないより効果があるので、仕事や勉強をしている時間、本を読んでいる時間、SNSを見ている時間、料理をしている時間、歩いている時間、寝ている時間、ぜーーーんぶ全部聞き流しをしてほしいぐらいです。

そして、もしリスニングの勉強にちゃんと取り組める時間がある場合は、スクリプト(音声台本)や字幕があるものを使って、聞き取れなかった部分を文字で確認したり、知らなかった単語の意味を調べるところまでやりましょう。

リスニングって打開策がないように思われがちなんですが、正しい勉強をすれば、必ず英語は聞き取れるようになります。

単語・熟語

書店やオンラインショップには、出版社ががんばって企画した”身の回りの英語”系の単語帳があふれ返っています。

たとえば「まな板」や「おたま」という単語。「ホームステイや友達とのパーティで使うから覚えておいたほうがいいかも!?」ってなっちゃったりしませんか?

もちろん「まな板」や「おたま」という表現も覚えておいて損することはありません。でも、実際にはCan you pass me that one?(あれとってくれる?)みたいにごまかすことはできるから(←言い方悪い)コミュニケーション上なんの問題もありません。

「まな板」はcutting board、「おたま」はladleです。

それよりも、まずは、中学卒業レベルの単語や熟語を確実にしておくことを優先させましょう。例えば「~に参加する(※3語)」「日が短くなる(※4語)」がさらっと出てきますか?中学卒業レベルの英語にこそ、日常生活で使えるものがたくさん含まれています。まずは基礎を大切にしていきましょう。

「~に参加する」はtake part in、「日が短くなる」はIt gets dark earlier. であらわせます。

中学卒業レベルの英語がわかる場合は、わざわざ英単語帳を買って単語・熟語に特化した勉強をするようなことはしなくてもいいと思います。

リスニングや日記や英会話を使った勉強をしていく中で、知らなかった単語を覚えていきましょう。

応用学習

日記・Twitter・Instagram

その日に会った出来事や思ったことなどを日記に書いてみたり、Twitterでつぶやいてみたり、Instagramでハッシュタグをつけてみる勉強法は本気でおすすめです。

「簡単な表現なはずなのに、いざ英語に直そうとすると直せない」現象が絶対起こると思うんですが、そこが英語力を伸ばす分岐点になります。

単語を必死で調べましょう。文法も必死で調べましょう。必要にかられて勉強した英語は絶対覚えられます。

そしてできることならネイティブ(←英会話学校の先生とかパブで友達になった外国人とか?)に日記をチェックしてもらって、それをスラスラ話せるようになると、なお良しです。

オンライン英会話・マンツーマン英会話・Meetup

「なんだ、結局英会話やっとけってことなんじゃん」と思われてしまうかもしれませんが、ここで大事なことはペラペラになることではなく、言いたいのにうまく言えない表現があることに気づくこと、そしてそういう単語や文法に行き会うたびに調べる癖をつけることです。

その積み重ねが自信になるし、自分にとって必要な英語力を伸ばす近道になるから。

そのためには、決まった表現の練習しかできないような英会話スクールではなく、自分の話したいことがある程度自由に話せるようなオンライン英会話やマンツーマン英会話を選びましょう。

また、Meetupのような、英語に興味をもっているひと同士が集まって英語で会話をする機会がある場所に参加してみるのもいいですよね。

TOEIC

TOEICとは言っても、TOEICのスコアを上げるためにガリ勉をしろと言っているわけではありません。

TOEICのリスニングパートを”聞いて理解できる”だけではなくて”話せる”ようにできることも、勉強法としておすすめです。

TOEICのリスニングパートは次のような構成になっています。

Part 1:写真描写
Part 2:2人による短い会話
Part 3:2人または3人による少し長めの会話
Part 4:アナウンスやナレーションのようなミニトーク

Part 1やPart 2で使うような知識があれば、留学して最初のうちも役立つことは多いし、Part 3やPart 4の内容が自分でも再現できるレベルであれば、むしろ渡航してまで英語を学ぶ必要はないかもしれません。

出版業界の裏話になりますが、日本でつくられた英語教材ってどうしても不自然な英語が混ざっているものが多いんです。日本人がつくってくるから。でも!TOEICの英語は全部本場アメリカでつくられています。だから、これぞネイティブ的な表現を学びたいひとにはぜひ有効活用してほしいと思っています。

まとめ

渡航前にできるだけの勉強をしておこう。

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