she/herの意味は？自己紹介やSNSのプロフィール欄で使う代名詞を解説

InstagramなどのSNSを見ていると、名前の横にshe/herやthey/themなどと書かれていることがあります。

突然出てくるこの代名詞はなんなんでしょう？

she/herとは

she/herは、SNSなんかで見る名前の横に書いてあるやつ。

これがなにかというと、Pronouns（代名詞）という欄を入力することによって、名前の横に表示されるようになっています。

Instagramの場合

では、なぜPronouns（代名詞）を入力するのかというと、自分のジェンダーをはっきりさせるためなんですね。

はっきりさせるというのは、男なのか女なのかということだけでなく、性別で区別されたくない、まだ自分の性的指向や性自認がわからないということも含めて、それを表現するということで、実際にPronouns（代名詞）は次のように入力される傾向があります。

代名詞

たとえば、相手が代名詞（Pronouns）をshe/herに設定している場合、そのひとのことは次のように表現します。

代名詞がshe/herの場合

Pronouns（代名詞）をthey/themにしている相手の場合は、次のようになります。

代名詞がthey/themの場合

ここでのthey/their/themselfは「彼ら、彼らの、彼ら自身で」という意味ではなく、she/her/herselfの代わりに性別を限定しない代名詞として使ってることを意味します。

あくまでも一人のことを表しているので、themselvesではなくthemselfとなるのがポイント

両者を比較すると次のようになります。

代名詞の比較

My pronouns are she/her.とは？

SNSのプロフィール欄のように文字で示すわけではなく、話し言葉で「she/herを使ってください」などと相手に伝えるときには、My pronouns are she/her.という表現ができます。また、I use she/her pronouns.というように表現することもできます。

Hi, I’m Augustina Morales. My pronouns are she/her.

こんにちは、Augustina Moralesです。わたしの代名詞はshe/herです。

Hi, I’m Augustina Morales. I use she/her pronouns.

こんにちは、Augustina Moralesです。わたしはshe/herの代名詞を使っています。

she/her以外の代名詞の場合も同じように表現できます。

そのほかのshe/her

この記事では、たびたび質問を受けるSNSでのshe/herの表記や、My pronouns are she/her.という会話表現について解説しました。

このニュートラルな代名詞を使う流れはSNS上だけでなく、日常生活の中やビジネスシーンでも使われるようになっています。

以下の記事では、メールの署名欄やフォーマルなシーン、インフォーマルなシーンそれぞれでの「XX/XXという代名詞を使ってください」の伝え方についてさらにくわしく解説しています。

まとめ

SNSや国際的な出会いを楽しむついでに、価値観をインターナショナルにアップグレードしていこう。

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