映画『タイタニック』でも使っていたmake it countの意味は?ほかの使い方は?

映画『タイタニック』の中で、ジャックがローズに渡したメモに添えられていた言葉がmake it countです。

make it countとは?

目次

『タイタニック』とは?

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主にSFアクション映画を手掛けてきたキャメロン監督が、一転して挑んだラブロマンス大作。1912年に実際に起きた英国客船タイタニック号沈没事故を基に、貧しい青年(ジャック)と上流階級の娘(ローズ)の悲恋を描いています。

興行収入は、全世界で21.9億ドルに達し、『ジュラシック・パーク』(1993年)を抜いて世界最高興行収入を記録。第70回アカデミー賞では、歴代最多の14部門でノミネートされ、作品賞を含む歴代最多の11部門で受賞しました。

make it countのシーン

一等客船のディナーに招待された三等客船のジャック。金持ちの中に入っても物おじしないジャックの話を、上流階級の客のたちもおもしろそうに聞きます。

乾杯のときにジャックが言った言葉がHere’s (the toast) to make each day count.

食後、ディナーを退席するときには、ローズにMake it count! Meet me at the clock! と書かれたメモを渡します。

countの意味

make it countのcountの意味を英英辞典で調べると、次のように書かれています。

countは「数える」「~を勘定に入れる」という意味もありますが、ジャックが使ったcountは「重要である、価値がある」という意味だったことがわかります。

 [intransitive not in progressive] to be important or valuable
– First impressions really do count.
count for
– His promises don’t count for much.
– His overseas results count for nothing.

引用:ロングマン現代英英辞典

[自動詞、受動態では使わない]重要である、価値がある
ー第一印象は本当に重要だ。
count for
ー彼の約束は重要でない。
ー彼の海外での結果はまったく価値がない。

make it countの文法・意味

countの意味が「重要である、価値がある」であることがわかったので、次にmake it countの文法構造を理解していきましょう。

make it countは構造的には次のようになっています。

make it count

(使役動詞)+it+(動詞の原形)

使役動詞は「~させる」というふうに使えるので、make it countで「重要であるようにする」というニュアンスになります。また、itはなんなのかというと、ここでは時を表すitととらえればいいのかなと思います。

このことから、make it countは「今を大切にしよう」という意味だと考えられます。

▼参考:makeの使い方を詳しく解説しています。

make it countの使い方

make it countは次のように使うことができます。

You will never have this day again. Make it count.
この日は二度とない。今を大切にしよう。

Life is short. Make it count.
人生は短い。今を大切にしよう。

It’s your time. Make it count!
さあ時間だ。今を大切に!

まとめ

countって実はすごく使える単語。出会った英語表現1つ1つを大切にしていこう。

make it count

  • 今を大切に

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