TOEIC対策

リスニングがぐんっと上達するために知っておきたい英語の音の変化【20選】

洋画や海外ドラマをみていたり、海外旅行に行って現地のひとたちの会話を聞いていると、「グシャグシャって聞こえるな」「日本で勉強した英語みたいにクリアに聞こえないな」と思ったことありませんか?

そうなんです。彼らは実際英語をギュッと縮めてグシャグシャって話してるんです。学校の教科書には載っていない英語を話しているってことですね。

だから、そのグシャグシャってするルールを知らないと英語が聞き取れません。逆に、そのルールさえわかっていれば、英語がみるみる聞き取れるようになります。

この記事では、ネイティブがどのように音をグシャグシャってしているのかを解説します。

gonna / wanna / gotta

  • gonna[ゴナ]=going to
  • wanna[ワナ]=want to / want a
  • gotta[ガラ / ゴタ]=have got to / got a

gonna / wanna / gottaは、英会話で超頻出の「グシャグシャっとした音」です。

「going toはgonnaにできない場合もある!?gonna / wanna / gotta の意味と使い方」で詳しく解説していますので、あわせて確認しましょう。

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hafta

I hafta pull an all-nighter tonight. 

今夜は徹夜しなければならない。

hafta[ハフタ]は、have toがグシャグシャっとなった音です。

have toは単語ひとつひとつをしっかり読むと[ハフ トゥ]ですが、toは文の中に入るとふつう音が弱くなり、[トゥ]ではなく弱めの[タ]と発音されます。

all-nighterは、学校でのテストや仕事の締め切りのために徹夜するひとを表します。all-nighterを使って「徹夜をする」というときには、動詞はpullが使われます。

shoulda

I shoulda known it earlier. 

もっと早く知っとけばよかった。

should have[シュダ]は、should haveがグシャグシャっとなった音です。

should have(シュドゥハヴ)って発音するの、どう考えてもめんどくさいですよね。そもそもそこまで大切な情報でもないし。

そこでshould have[シュドゥ ハヴ]→should’ave[シュドァヴ]になり、さらに最後のve[ヴ]の音が抜け落ちてshouldaになったと考えられます。

coulda

We coulda done better.

もうちょっとうまくやれたはずだ。

coulda[クダ]は、could haveがグシャグシャっとなった音です。

これもshould haveと同じ理屈で、could have[クドゥ ハヴ]→could’ave[クドァヴ]になり、さらに最後のve[ヴ]の音が抜け落ちてcouldaになったと考えられます。

woulda

I woulda said goodbye to her.

おれだったら彼女と別れたけどね。

would have[ゥダ]は、would haveがグシャグシャっとなった音です。

これも、shouldaやcouldaと同じで、would have[ゥドゥ ハヴ]→would’ave[ゥドァヴ]になり、さらに最後のve[ヴ]の音が抜け落ちてwouldaになったと考えられます。

そもそも伝えたいのって「(自分だったら)said goodbyeだわ」のところなので、would haveをギュッとして、そこまで最短距離でたどりつけるのがベターというわけです。

oughta

We oughta keep an eye on him.

彼から目を離さない方がいい。

ought to[オータ]は、ought toがグシャグシャっとなった音です。

ought toは1つ1つの単語をしっかり発音すると[オートゥ トゥ]ですが、文の中ではoughtの”t”が”to”にかき消されて、ough(t) to[オー(トゥ) トゥ]のようになり、最終的に[オータ]になったと考えられます。

needa

I needa hit the gym and do cardio.

ジムに行って有酸素運動しなきゃ。

need to[ニード]は、need toがグシャグシャっとなった音です。

need toは1つ1つの単語をしっかり発音すると[ニードゥ トゥ]ですが、toが弱くなって「タ」と発音されて、さらにtoの”t”音がうち消され、need to[ニードゥ タ]→need (t)o[ニードゥ ア]→needa[ニーダ]になったと考えられます。

ジムに行くことを、hit the gymといいます。また、有酸素運動をするはdo cardioと表現できます。

kinda

Are you busy now? – Kinda.

今忙しい? ― なんていうか、まあ。

Kinda[カインダ]は、Kind ofがグシャグシャっとなった音です。

kind ofは1つ1つの単語をしっかり発音すると[カインド オヴ]ですが、”of”が弱く発音されて、kind o(f)[カインド ァ(ヴ)]→kinda[カインダ]になったと考えられます。

kind ofは「ちょっと」とか「まあ」とか「なんていうか」という意味を表すイディオムです。

sorta

I sorta like him.

わたしなんていうかちょっと彼のこと好きなんだよね。

sorta[ソータ]は、sort ofがグシャグシャっとなった音です。

sort ofは、1つ1つの単語をしっかり発音すると「ソートゥ オヴ」ですが、”of”が弱く発音されて、sort o(f)[ソートゥ ァ(ヴ)]→sorta[ソータ]になったと考えられます。

sort ofは、kind ofと同じく、「ちょっと」とか「まあ」とか「なんていうか」という意味を表すイディオムです。

outta

I’m outta here.

帰ります。

outta[アウタ]は、out ofがグシャグシャっとなった音です。

out ofは、1つ1つの単語をしっかり発音すると[アウトゥ オヴ]ですが、”of”が弱く発音されて、out o(f)[アウトゥ ァ(ヴ)]→outta[アウタ]になったと考えられます。

I’m outta here.は、I am getting out of here.→I’m out of here.→I’m outta here.となったと考えられます。「帰ります」とか「さよなら」という意味ですが、フレンドリーなニュアンスではなく、事務的で、冷たい印象を与えます。

a lotta

There are a lotta things going on.

いろんなことが起こってる。

lot of[ァ ロッタ]は、lot ofがグシャグシャっとなった音です。

a lot ofは、1つ1つの単語をしっかり発音すると[ア ロットゥ オヴ]ですが、”a”や”of”が弱く発音されて、a lot o(f)[ァ ロトゥ ァ(ヴ)]→a lotta[ァ ロタ]になったと考えられます。

lemme

Lemme get the door. 

玄関出るね。

Lemme[レッミ]は、Let meがグシャグシャっとなった音です。

let meは、1つ1つの単語をしっかり発音すると[レットゥ ミィ]ですが、”t”音うち消されて、le(t) me[レッ(トゥ) ミィ]→[レッミ]になったと考えられます。

「玄関で客人の応対に出る」ことをget the doorといいます。また、「電話に出る」ことをget the phoneともいいます。

gimme

Gimme a break. 

かんべんしてよ。

Gimme[ギミ]は、Give meがグシャグシャっとなった音です。

give meは、1つ1つの単語をしっかり発音すると[ギヴ ミィ]ですが、”v”音がうち消されて、gi(ve) me[ギ(ヴ) ミィ]→gimme[ギミ]になったと考えられます。

give me a breakは、失敗したときに「かんべんしてくれ!」「許して!」という意味で使ったり、うんざりしたときに「いい加減にして!」という意味で使ったり、あきれたときに「よく言うよ」「そんな馬鹿な」「冗談だろ」という意味で使ったりします。

gotcha

Can you wake me up at seven? – Yeah, seven o’clock. Gotcha.

7時に起こしてくれる? ― うん、7時ね、わかった。

Gotcha[ガチャ]は、”I’ve got you [I got you].”のI’ve(I)が省略されて、さらに、got youがグシャグシャっとなった音です。

“y”音は、緊張した[ィ]の音なんですが、前の子音とつながります。got youの場合は、got you[ガットゥ ィヤ]→[ガッチャ]に変化。

Got you.は、「わかった」「了解」のほか、だれかを捕まえたときの「捕まえたぜ」やいたずらやドッキリが成功したときの「やったぜ」という意味もあります。

watcha

Watcha doing?

なにやってんの?

Watcha[ワッチャ]は、What are youがグシャグシャっとなった音です。

前半のWhat areの部分は、What are[ワットゥ ア]→「ワットゥア」。これにyouが付くと、”y”音は前の子音とつながって、What are you[ワットゥア ィヤ]→[ワッチャ]のように聞こえます。

冒頭に出てきたgonnaと組み合わせ使うと、Watcha gonna do?(=What are you going to do?)のように使えたりもします。

betcha

I betcha this movie is better than you expect.

この映画思ってるより絶対いいよ。

betcha[ベッチャ]は、bet youがグシャグシャっとなった音です。

betにyouが付くと、”y”音は前の子音とつながって、bet you[ベットゥ ィヤ]→[ベッチャ]のように聞こえます。

betには「賭ける」という意味があるので、I bet you ~.は「賭けてもいい」「絶対に~だから」「間違いないから」というニュアンスを含みます。

dunno

Where is my pen? – Dunno.

ペンどこにあるかわかる? ― 知らない。

Dunnoは、”I don’t know.”の、Iが省略されて、don’t knowがグシャグシャッとなった音です。

don’t knowは、1つ1つの単語をしっかり発音すると[ドゥンットゥ ノウ]ですが、”t”音うち消されて、don(t) know[ドゥン(トゥ) ノウ]→[ドゥンノウ]。さらに[ン]の音や[ウ]の音など、もともと小さい音で発音されていたものも消えて、[ドゥ(ン)ノ(ウ)]→[ドゥノ]になったと考えられます。

dunnoは”don・no”というように2つの節からできていて、発音するときは2つ目の節の「no」を強調します。

cuz / cos

You are always so sweet. – Cuz I love you.

いつもやさしいよね。- 君のこと好きだからね。

Cuz[カズ]は、Becauseの最初の[ビ]の音が消えて、causeがグシャグシャっとなった音です。グシャグシャっていうか、もともと短いものを究極までグシャっ!!!って短くした感じですね。

(Be)cause[(ビ)カズ]→[カズ]。

表記するときは、アメリカ英語ではcuz、イギリス英語ではcosが使われることが多いようです。

短縮した形を使うときの注意点

グシャグシャっとした英語の形は、基本的に話し言葉で使われます。

書き言葉として目にする機会は、話し言葉をあえて文字に起こしたコンテンツに限られるでしょう。映画とか歌詞とか小説、あとはチャットとか。

グシャグシャっと短縮した英語というのは、あえて悪い言い方をすると、「手を抜いた気楽なしゃべり方」だから、ビジネスなどのフォーマルなシーンでは好まれません。(というか信用を失いかねます。)友達や家族、仲の良い同僚と話すときだけ使うように気をつけましょう。

あと、カジュアルなシーンで使う分には、アメリカでは嫌がられませんが、イギリスだと嫌がられるとかなんとか・・・。

まとめ

今回の記事でまとめた内容は、「ネイティブの英語」として英会話スクールなんかでよく取り扱われます。

だから「英会話で使ったらカッコいい表現」としてとらえている日本人が多いんですが、それだけじゃなくて、「ネイティブがよく使う音だからこそリスニングで役立つ」とおぼえておいてもらえるとうれしいです。

知っておきたい音の変化
  • gonna[ゴナ]=going to
  • wanna[ワナ]=want to / want a
  • gotta[ガラ / ゴタ]=have got to / got a
  • hafta[ハフタ]=have to
  • shoulda[シュダ]=should have
  • coulda[クダ]=could have
  • woulda[ゥダ]=would have
  • oughta[オータ]=ought to
  • needa[ニーダ]=need to
  • kinda[カインダ]=kind of
  • sorta[ソータ]=sort of
  • outta[アウタ]=out of
  • a lotta[ァ ロッタ]=a lot of
  • lemme[レッミ]=let me
  • gimme[ギミ]=give me
  • gotcha[ガチャ]=got you
  • watcha[ワッチャ]=what are you
  • betcha[ベッチャ]=bet you
  • dunno[ドゥノ]=don’t know
  • cuz[カズ]=because