ネイティブっぽいカジュアルな挨拶やコミュニケーション英語を極めよう

「教科書で習う表現は実はネイティブは使わない」って聞くんだけど本当?なにがおかしくて、ネイティブはどう言うの?

日本人が本当に知りたい、ネイティブがよく使うカジュアルな挨拶や、コミュニケーションでよく使う表現についてまとめました。

目次

基本のあいさつ

おはよう

「おはよう」といえばGood morning.を思い浮かべるひとが多いと思います。教科書でもそう習ったし。

でも、Good morning.って日本語でいうところの「おはようございます」で、カジュアルにおはようというときには、goodとつけないでMorning.だけで表せます。

こんにちは

日本人が留学したときに必ず思うこと。「あれ?ネイティブはGood afternoon.って言わなくね?」「ネイティブがGood evening.って言うの聞いたことない」。

そうなんです。じつは、カジュアルに「こんにちは」って言いたいときは、Hello.で済ませることができるんです。

元気?

How are you? I’m fine, thank you. And you?とはいわずもがな、ひと昔前の教科書や英会話教材に載っていた表現で、知人に会ったときの定番の挨拶表現として紹介されていました。

でもこの表現、テキストはよく見るものの、あまりリアルではないんです。

この代わりにリアルに使う表現は、たとえば次のようなものがあります。

  • Hiya.
  • Morning.
  • Alright?
  • How’s it going?
  • How’s things?

教科書は英語学習の基本。でも英語教科書を英語を学んだうえで、ネイティブ感あふれる英語も知っていくと、二重にも三重にもおいしいと思いませんか?

またね

「またね」というと、See you again.やSee you soon.を思い浮かべるひとが多いと思います。

でもじつは、日本の「またね」と同じように、英語の「またね」も一言で表すことができるんです。それがLater.これを使えるようになると一気にネイティブ感が増すこと間違いなし。

ちなみに、Goodbye.は「さようなら」という響きになります。カジュアル感を出すならBye.というのがおすすめ。

今行くね

だれかに呼ばれたときに「今行くね」ってぱっと言えますか?

ぱっと対応できるのが真のコミュニケーション能力。日本語でもよく言う言葉は、英語でも言えるようにしておきましょう。

ちなみに、「今行くね」はI’m coming.で、絶対にI’ll come.にはなりません。

ただいま

たぶん日本人がいちばん勘違いしておぼえていそうな英語表現が「ただいま」。ネイティブはあまりI’m home.とは言いません。I’m back.も。

せっかく英語を勉強してるんだから、自然な英語を使いこなしたいですよね。

「ただいま」はHi.やHey.でOKです。

いつもありがとう

「ありがとう」はThank you.ですが、「いつもありがとう」というときには、次のような表現をすることができます。

  • As always, thank you.
  • Thank you as always.
  • Thank you as always for your support.
  • Thank you for your support, as always.
  • Thank you always for supporting me.
  • Thank you for everything.
  • Thank you for your continued support.

ごめん

「ごめん」はI’m sorry.なんですが、じゃあ「昨日はごめん」と言いたいときは、I’m sorry about yesterday.でしょうか?それともI’m sorry for yesterday.でしょうか?

aboutとforの使い分けは主に次のとおりです。

  • sorry about:状況についての申し訳なさ
  • sorry about / sorry for:悪いことをしたときの謝罪
  • sorry for:同情

前置詞のニュアンスを理解して、「ごめん」を正しく表現できるようにしていきましょう。

食事のとき

おいしい

英語にちょっと慣れてくると使いたくなってくるyummyという表現。でもこれ、少し子どもっぽい表現だって知っていますか?

幼稚な感じを出さずに「おいしっ!」「うまっ!」を表したいときはyumを使いましょう。

おっとっと

お酒をジュースを注いでもらうとき、ちょうどいいところで「ストップ」とか「おっとっと」って言ったりしますよね。

英語ではSay when.って言います。

声をかける

ねえ

「ねえ」「ほら」「ちょっと」みたいな感じで呼びかけたいときの英語知っていますか?

Look.という英語表現が使えるんですが、これ英英辞典にもちゃんと載っている表現なんです。ぜひ使ってみてください。

ん?なに?

相手の発言が聞き取れなかったときに「すみません」といいたいとき、I beg your pardon?って言えばいいって習ったことがあるかもしれません。

I beg your pardon?は丁寧な会話のシーンで話される言葉なんです。「大変申し訳ございませんがもう一度よろしいですか?」みたいな感じで。

相手が言ったことをカジュアルに聞き直したいときは、次のような表現が使えます。

  • Sorry?(ごめん、なに?)
  • What was that?(なんだった?)
  • What did you say?(なんて言った?)
  • Can you say that again?(もう1回言ってくれない?)

いろいろパターンを増やしていくのがおすすめです。

~してくれる?

「~してくれる?」と言いたとき、Can you ~? ばっかり使っていませんか?カジュアルなシーンではDo you want to ~? も使えます。

たとえば、Do you want to help me? は「手伝いたい?」って上から目線で言ってるわけではなく、「手伝ってくれる?」って聞かれているということ。

この表現を知っていないと、相手が偉そうだと誤解してしまう可能性があるので、しっかり理解しておきましょう。

ビジネスシーンで使う依頼表現は、こちらでまとめています。

初対面・自己紹介

仕事はなにをしてるの?

「仕事はなにをしてるの?」を文法どおりに表現するなら、What is your job? ですが、ネイティブはあまりこういう聞き方はしません。

ネイティブがよく言うのが、What do you do?

シンプルだけど、よく使う表現なので、無意識に使えるぐらいにしておくのがおすすめです。

趣味はなに?

「趣味はなに?」を文法どおりに表現するなら、What is your job? ですが、これもやっぱりちょっと不自然。

ネイティブっぽく表現したいなら、What do you like to do in your free time?(空き時間になにするのが好き?)や、What do you do on weekends?(週末はなにしてる?)と言ってみましょう。

電話・メール・SNS

連絡して

仲良くなって連絡先を交換したときの一言。「連絡して」。

教科書で勉強する英語表現からスラングまで、いろいろな言い回しがあります。

  • Contact me.
  • Call me.
  • Send me ~.
  • Hit me up.
  • Give me a bell/ring.
  • Message me.
  • Drop me a line.
  • Give me a buzz.
  • DM me.
  • Give me a shout.
  • Keep me posted.

どの表現を相手に言われても、間髪入れずにSure. Of course.って返事できるようにしておきたいですよね。

そろそろ切るね・また話そう

電話やビデオ通話で話していて、「そろそろ切るね」って切り出すことできますか?

「そろそろ切るね」は英語ではI have to go.で表せます。

遊ぶ

だいたい何時ぐらいに着けそう?

待ち合わせするときの「だいたい何時ぐらいに着けそう?」という表現は、When will you arrive? のように表現することもできますが、スラングだとWhat’s your ETA? ということができます。

また誘って

食事や街ぶら、旅行などに誘われて、本当に行きたいのにどうしても都合がつかないときってありますよね。そのときに超前向きに断って、でも乗り気なんだよというこということを伝える表現があります。

それがrain check。

Rain check?(また誘って?)だけでもいいし、I’ll have to take a rain check.(またにさせて)や、Do you mind if I take a rain check?(またにさせてもらってもいいかな?)のように使えます。

ちなみに、社交辞令的に断りたいときには、Maybe next time? と言うことができます。

まとめ

教科書英語はどこで使ってもはずかしくない丁寧な英語が掲載されています。そのため、一方では、カジュアル感が出ないという問題も。

教科書英語で基礎をしっかり押さえつつ、ネイティブが使うカジュアルな表現も知って、英語力を高めていきましょう。

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