このページでは、仕事をお願いするとき、もしくは指示・命令するときの英語表現を、4段階にわけて紹介。その英語を使うべきシーンも合わせて解説します。
目次
直接的な命令表現7選
「直接的な命令表現」とは、ここでは、自分が相手よりも強い立場にいて、相手に命令・指示をする権利があるときに使う表現で、相手に断る余地をまったく与えない強いことを意味します。
- あなたには~してもらえると思っています
I expect you to ~. - あなたに~してもらう必要があります
I need you to ~. - ~なされなければなりません
(主語) has to ~. - あなたが~することを要求します
I require you to ~.
I require that you ~. - ~しなければならない
You must ~? - ~してほしい
I want you to ~. - ~しなさい
(命令形).
ニュアンスの違いや例文など、くわしい解説は次の記事からどうぞ。
【ビジネス英語】直接的な命令表現7選
「外国人はものごとをストレートに表現する」「ビジネスシーンではあいまいな表現はご法度だ」ということを耳にしたことがあるかもしれません。 だけど、これらは必ずし…
断る余地を与えない依頼や指示の表現5選
「断る余地を与えない依頼や指示」とは、ここでは自分の立場が相手より上、もしくは同等で、遠まわしな言い方をする必要がない場合に使う表現で、丁寧で、先に紹介した「直接的な命令表現」ほど強い響きはないものの、断る余地を与えないことを意味します。
- ~してもらえますか
Would you ~? - ~していただきたい
I’d like you to ~. - ~したほうがいい
You should ~. - ~してください
Please ~. - ぜひ~してください
Will you ~ please.
ニュアンスの違いや例文など、くわしい解説は次の記事からどうぞ。
【ビジネス英語】断る余地を与えない依頼や指示の表現5選
上司や先輩に「~してくれる?」「~してくれもらえるかな?」って上から目線で言ったら、間違えなく怒られますよね? 逆に、上司や先輩がよそよそしかったら、威厳を感…
最もよく使われる依頼表現10選
「最もよく使われる依頼表現」とは、ここでは、依頼相手の立場がある程度自分と同じで、依頼相手がある程度協力的なことがわかっているけれど、その一方で依頼相手に断る余地を与える表現を意味します。
- ~していただけますと幸いです(1)
I would be grateful if you would[could] ~? - ~していただけますと幸いです(2)
I would appreciate if if you would[could] ~? - ~へのご協力感謝します
I would appreciate your support in ~ing. - ご依頼があるのですが、~していただけませんか
I have a request; could you ~? - どうぞ~していただけませんか
Could you kindly ~? - ご面倒をおかけしますが~していただけませんか
Could I trouble you to ~? - ~していただけませんか
Could you ~? - ~をお願いしたく思っております
I’d like to ask you to ~. - ~できるでしょうか
Can I ~? - ~してくれますか
Will you ~?
ニュアンスの違いや例文など、くわしい解説は次の記事からどうぞ。
【ビジネス英語】最もよく使われる依頼表現10選
依頼といっても、ほぼ命令のような強制力がある場合から、断られることを前提にしたちょっとした声かけまでいろいろありますよね。 この記事では最もオーソドックスでい…
非常に丁寧な依頼表現5選
「非常に丁寧な依頼表現」とは、ここでは、依頼する仕事内容がイレギュラーであったり、相手にとって難易度が高いことがわかっているために、非常に控え目に依頼するときの表現を意味します。
- Do you think you will be able to ~?
~できそうでしょうか - Will you be able to ~?
~できますでしょうか - Is it possible to for you to ~?
~していただくことは可能でしょうか - I would like to know if you can ~?
~していただけるかお知らせいただければ幸いです - Can you ~?
~できますか
ニュアンスの違いや例文など、くわしい解説は次の記事からどうぞ。
【ビジネス英語】非常に丁寧な依頼表現5選
「この依頼出しても引き受けてもらえるかわからないなー。でも引き受けてもらえたらラッキーだなー。一応依頼するだけしてみようかな」という状況ってあると思うんです…
まとめ
ニュアンスの違いを理解して、TPOにあった英語を使うことが、円滑なコミュニケーションの秘訣。
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