教科書では習わないけど、なんとなく聞いたことがあるgotta。
これってどう意味なんでしょう?
gottaの基本
have got to / have got a
[gɔ́tə]
「ハヴ ゴットゥ トゥ / ハヴ ゴットゥ ア→ガタ、ガラ」
gottaは、2つの英語(の発音)が変化したものです。
- have got to → gotta
- have got a → gotta
くわしくは、以下で解説していきます。
gottaは、短縮形の発音をスペルで表したものです。エッセイやレポートなどのライティングでは、短縮せずに正しいスペルを書きましょう。
have got toとしての使い方
音声変化
haveは主語とくっついて省略されることがあります。たとえば、I have got to ~は、I’ve got to ~となります。
I’ve got to ~のgotとtoが同化してgotto(ガットゥ、ゴットゥ)と発音されます。さらに、後半が弱まることで、「ガットゥ、ゴットゥ」が「ガトゥ、ゴトゥ」となり、さらに「ガタ、ゴタ」となります。
tの音は母音にはさまれることで音が変化します。tの発音をするときの舌の位置ってlの音を発音するときの舌の位置とほぼ同じなんですよね。そのため、「ガタ、ゴタ」は「ガラ、ゴラ」に変化します。
※この現象はアメリカ英語においてみられることが多く、イギリス英語ではtをtっぽく発音する傾向にあります。
I’ve gotta ~の’veも発音されなくなることで、I gotta ~という超省略形が完成します。
例文
have got toの短縮形なので、次のような使い方をすることができます。
I gotta go now.
もう行かないと。
I gotta let you go.
別れよう。
You gotta be kidding.
冗談でしょ。
You gotta do it right now.
今すぐにやって。
Gotta have it.
ぜひお求めください。
Gotta go fast.
スピード全開で行こうぜ。
have got aとしての使い方
音声変化
haveは主語とくっついて省略されることがあります。たとえば、I have got a ~は、I’ve got a ~となります。
I’ve got a ~のgotとaが連結してgottaと発音されます。
母音にはさまれたtの音がlの音に近づくことで、「ガタ、ゴタ」が「ガラ、ゴラ」に変化します。
※この現象はアメリカ英語においてみられることが多く、イギリス英語ではtをtっぽく発音する傾向にあります。
I’ve gotta ~の’veも発音されなくなることで、I gotta ~という超省略形が完成します。
例文
want aの短縮形なので、次のような使い方をすることができます。
I gotta call from my friends on my birthday.
誕生日に友達から電話をもらった。
Gotta cigarette?
タバコ持ってる?
短縮形の発音の一覧
gotta以外にもネイティブがよく使う短縮形を、以下の記事に一覧にしてまとめています。
まとめ
gottaがなにから変化したものか知っていれば、英会話やリスニングも怖くない。
gotta
- have got to
- have got a
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