日常生活の中にある英語

We will be stopping at ~ はなぜ進行形なのか文法的に分析する

電車に乗っていると、車内の案内装置にWe will be stopping at Tokyo Station. (まもなく東京駅に停まります)のように出てくることがありますよね。

なぜWe will stop ~. ではいけないのか? We are stopping ~. でもいいんじゃないの? と疑問に思いませんか?

文法的に丁寧に解説していきます。

LESSON

文法解説

We will stop at Tokyo.

We will stop at Tokyo. だと「わたしたちは(将来)東京駅に停まります」という意味になります。将来そうなると言っているだけなので、すぐなのか、遠い未来あとなのかはわかりません。

電車が遠い将来に停まることを案内するのはおかしいので、この表現はアウトでしょう。

We are stopping at Tokyo.

We are stopping at Tokyo. だと「わたしたちは東京駅に停まるところです」という意味を表します。「今停まる体制に入っているよ」ということですね。

この表現はアリな気がしますが、もう停まる体制に入っているのに案内するのはちょっと遅いということでギリギリアウトでしょうか。

We will be stopping at Tokyo.

上のWe are stopping at Tokyo. にwillを足したのがこの形です。「わたしたちはこれから東京駅に停まるところです」という意味を表します。「まだ停まってないんだけど、これから停まる体制に入っていくよ」というニュアンスです。

これなら文法的にしっくりきますね。

世界でもWe will be stopping at ~ は使わるのか?

We will be stopping at ~. という表現を使っている国もあるんでしょうか?

わたしはオーストラリアとカナダに住んで、アメリカやイギリスにも旅行に行ったことがあるんですが、正直この表現は日本でしか聞いたことがない気がします。

では、次の駅を案内するときに世界ではなんというのか?

おそらくいちばんメジャーなのは

The next stop[station] is ~.

ニューヨークとかロンドンとかそう。

たとえば、Fruits Lineっていう各駅の路線でApple Stationの次の駅がBanana Stationっていう駅だとして、7月4日は「次の駅はBanana Stationです」って言ってたのに、7月5日は「次の駅はCherry Stationです」ってなることってないんですよね。

いつもいつでもどんなときだって、Apple Stationの次はBanana Stationなんです。

だから普遍性を表す現在形でいいんですよね。

それに、英語をつくるときにはKISS(Keep It Short & Simple)っていうルールがあって、なるべくシンプルにわかりやすくしたほうがいいんです。

We will be stopping at ~. よりThe next station is ~. のほうが断然SS(Short & Simple)ですよね。

まとめ

We will be stopping at Tokyo.

We are stopping at Tokyo. (わたしたちは東京駅に停まるところです)にwillを足した形。

でも世界的にはThe next stop[station] is Tokyo.