ニュアンスの違い

ネイティブ的!avoid / refrainの違い・使い分け

「避ける」という言葉を英訳しようとすると行き着く先がavoidとrefrainだったりします。

ここで、avoidとrefrainの違いを整理しておきたいと思います。

定義

英語のニュアンスをつかむには、英英辞典を使うのがいちばんいいので、avoidとrefrainの定義を英英辞典から引用してまとめてみます。

avoid

1 to prevent something bad from happening
2 to stay away from someone or something, or not use something
3 to deliberately not do something, especially something wrong, dangerous, or harmful

引用:ロングマン現代英英辞典

訳:1 事故・災害・危険などを未然に防ぐ/2 人やモノから遠ざかる、モノを使わない/3 意図的に、不正や危険なことをしない

refrain

to not do something that you want to do

引用:ロングマン現代英英辞典

訳:したいと思うことをしない

違い・使い分け

上の引用からわかるように、avoidには「悪いことを避ける」というニュアンスがあります。一方で、refrainには、「したいことを避ける」というニュアンスがあります

では、ここで問題です。

次の日本語を英語にしたときに当てはまる単語を答えなさい。

1)It is important to take measures to (    ) the risk of earthquakes.

①avoid   ②refrain from

2) Please (    ) smoking in this area.

①avoid   ②refrain from

1)の問題文は「地震による危険を避けるための対策を講じることが大切だ」という意味です。ここでのキーとなるのは、(    ) the riskの部分。「risk=悪いこと」なので、この空欄にはavoidが入ることがわかります。

2)の問題文は「このエリアではたばこを吸うのを避けてください(ご遠慮ください)」という意味です。キーとなる部分はもちろん、(    ) smokingの部分。smokingはまあ身体には悪いことといえば悪いことではあるんですが、「smoking=したいこと」ととらえると、空欄にはrefrain fromが入ります。Please refrain from smoking here.の表現は、実際に観光地や公共交通機関で使われることが多いので、丸ごとおぼえておきましょう。

使い分け、なんとなくわかりましたか?avoidには「悪いことを避ける」とき、refrainは、「したいことを避ける」ときに使います。

まとめ

単語の使い分けは、(通訳者や翻訳者でなければ)非ネイティブなら間違えても全然恥ずかしくないところ。

でも正しく使いこなせると、「あいつ英語できるんだな」ってポイントアップするので、気になった単語のニュアンスは意識していきましょう。

avoid / refrain
  • avoid=悪いことを避ける
  • refrain=したいことを避ける