教科書では習わないけど、けっこう聞いたことがあるwanna。
これってどう意味なんでしょう?
wannaの基本
want to / want a
[wɑ́nə]
「ワントゥ / ワントゥ ア→ワナ」
wannaは、2つの英語(の発音)が変化したものです。
- want to → wanna
- want a → wanna
くわしくは、以下で解説していきます。
wannaは、短縮形の発音をスペルで表したものです。エッセイやレポートなどのライティングでは、短縮せずに正しいスペルを書きましょう。
want toとしての使い方
音声変化
want toでは、wantのtとtoのtという2つのtが続いていますよね。この連続した2つのtが同化して、1つのtのように聞こえます。英語で表すとwant to → wanto、カタカナで表すと「ワントゥ トゥ」→「ワントゥ」になる感じです。
tの音は最後にくると、強く「トゥ」と発音されないことが多くなります。では、どうなるのかというと、実はtを発音するときの舌の位置ってnとほとんど同じなんですよね。そのため、wanto → wanno;「ワントゥ」→「ワヌゥ」ように変化します。
アクセントは最初のほうにあるため、wanno「ワヌゥ」の後半のほうが弱まって「ワナ」のようになります。
What do you want / to liven up the party?(パーティを盛り上げるためになにがほしい?)のように、wantとtoで意味が切れるときは、wantとtoはつなげて発音しないで気をつけましょう。
例文
want toの短縮形なので、次のような使い方をすることができます。
I wanna try it!
それ食べてみたい!(試着してみたい!)
I just wanna be with you.
ただ君といっしょにいたいんだ。
I don’t wanna cry.
泣きたくない。
Do you wanna throw a party?
パーティやらない?
want aとしての使い方
音声変化
want aでは、wantのtとaがつながって、taのように聞こえます。英語で表すとwant a → wanta、カタカナで表すと「ワントゥ ア」→「ワンタ」になる感じです。
tの音は最後にくると、強く「トゥ」と発音されないことが多くなります。では、どうなるのかというと、tの舌の位置はnとほとんど同じなので、wanta → wanna;「ワンタ」→「ワナ」ように変化します。
例文
want aの短縮形なので、次のような使い方をすることができます。
I wanna hamburger.
ハンバーガーが食べたい。
Wanna beer?
ビール飲む?
短縮形の発音の一覧
wanna以外にもネイティブがよく使う短縮形を、以下の記事に一覧にしてまとめています。
まとめ
wannaがなにから変化したものか知っていれば、英会話やリスニングも怖くない。
wanna
- want to
- want a
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