「あの夫婦お似合いだよね」と友達同士で話したり、付き合いたてのカップルに向かって「ふたり本当にお似合いだと思うよ!」と言いたいときの英語を紹介します。
本当に心からそう思っていうときもあるし、ドラマとか漫画を見ていると、皮肉として言ってるときもありますよね。いい意味と悪い意味、ちゃんと使い分けて表現できるようになりましょう。
ポジティブな意味での「お似合い」
2人がお似合いで、ステキだ、理想的だ、というときは、次のような表現が使えます。
perfect
perfectを使った表現がこちら。
You two are perfect for each other.
2人お似合いだよね。
perfectを使って「これ以上ない」というニュアンスをあらわしています。
each otherを使わない場合は、次のように表現することもできます。
You two are perfect together.
2人お似合いだよね。
great couple / wonderful match
great coupleという表現を使って、次のようにあらわすこともできます。
They make a great couple.
あの2人本当にいいカップルだよね。
似たような表現だと、次のようなものもあります。
They are a wonderful match.
あの2人ってすばらしい組み合わせだよね。
well-matched
先ほどはmatchを名詞として使いましたが、形容詞として使うと次のように表現することもできます。
wellが「よく」、matchが「合う」という意味なので、well-matchedで「よく合っている、お似合いだ」という意味ですね。
The couple are well-matched.
あのカップルはお似合いだ。
ネガティブな意味での「お似合い」
ここまでは、いい意味での「お似合い」の表現を紹介してきましたが、皮肉な意味で使う場合も紹介しておきたいと思います。
ここを理解しておかないと、いい意味で言ったつもりなのに相手に不快感を与えてしまう可能性があるので注意しよう。
deserve
deserveは「●●は△△にふさわしい」という意味で使う動詞で、ネイティブが本当によく使う単語です。
ただ、ここで注意なのが、「お似合いだ」という意味でdeserveを使うと、皮肉がこもった響きになってしまうということです。使う場面には十分注意しましょう。
たとえば、こんな場面で使うことができるかもしれません。
A: “Did you hear about Tom and Lisa’s latest argument?”
B: “Oh, those two are always fighting.”
A: “It’s exhausting to witness. I can’t understand why they stay together.”
B: “Well, you know, they deserve each other.”
A: 「TomとLisaの最近のケンカの話聞いた?」
B: 「ああ、あの2人いつもケンカしてるよね」
A: 「見てるだけで疲れるわ。なんでいっしょにいるんだろう」
B: 「まあ、なんていうか、お似合いだよね」
:deserveのくわしい使い方はこちらの記事で解説しています。
:be動詞+always+~ingの使い方はこちらの記事で解説しています。
まとめ
ポジティブ、ネガティブのどっちも表現できるようになったら最強。
お似合い
- ポジティブ:perfect、great couple、wonderful couple、well-matched
- ネガティブ:deserve
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