「thinkは進行形にできない」ってもしかしたら学校で習ったひともいるかもしれません。でも、それってうそで、英語圏の語学学校で使われている教材にも、その使い分けはちゃんと解説されています。
さっそくthinkとthinkingについて解説していきたいと思います。
thinkが進行形にできない場合
進行形は、躍動的な状況を表したり、短期間のことを表したりするときに使います。
「~だと思っている、~を信じている、~という意見を持っている」という意味でthinkを使うときは、thinkは進行形にできません。信念や嗜好・思考は一時的なものではないですよね?
I think he is French, but I’m not sure.
彼はフランス人だと思うんだけど、たしかではない。
What do you think of my idea?
わたしの考えについてどう思う?
thinkが進行形にできる場合
一方で、「~を考えている、~を検討している」という意味でthinkを使うときには、thinkは進行形にできます。
一時的に考えたり、検討したりすることってありますよね?日本語と同じ感覚で理解すれば、thinkが進行形になることも納得なのではないでしょうか。
I’m thinking what to do right now.
今なにをすべきか考えているとこだ。
She is thinking of change jobs.
彼女は転職しようかと考えている。
学校教育では、ふつう「thinkは現在形にできない」と習うと思います。試験のときには特別な理由がない限りは、thinkは現在形とおぼえておきましょう。
使いこなそう
thinkが現在形にできる場合とできない場合を確認したところで、実際に使い分けてみましょう。
まとめ
基本的な理論がわかったら、あとはいっぱい使って自然に使いこなせるようになるのみ!
thinkの進行形
- 進行形にできない:「~だと思っている」の意味のとき
- 進行形にできる:「~を考えている」の意味のとき
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