文化や風習が違うと言語が違ってくるし、逆に言語の違いをみると文化や風習の違いがみえてきます。
今回は、「鬼の居ぬ間に洗濯」について解説します。
「鬼の居ぬ間に洗濯」の意味
まず、「鬼の居ぬ間に洗濯」の意味を日本語で考えていきたいと思います。
「鬼」は、だれもが想像するあの「鬼」です。
では、「洗濯」とはなんでしょう?
たとえ「鬼」がいないとしても、「洗濯」って大変ですよね。
でも実は、「鬼の居ぬ間に洗濯」の「洗濯」は命の洗濯の意味で、日頃の苦労や束縛から解放されて気晴らしを楽しむことを意味します。
「鬼の居ぬ間に洗濯」を英語で表現する
それではあらためて、「鬼の居ぬ間に洗濯」を英語にしてみましょう。
次の日本語を英語に直しなさい。
鬼の居ぬ間に洗濯
When the ( )’s away, the ( ) will play.
When the ( )’s away, the ( ) will play. を日本語にすると、「( )がいない間に( )は遊ぶ」となります。
では、だれ(なに)がいない間にだれ(なに)が遊ぶのかを考えましょう。
When the girlfriend’s away, the boyfriend will play. とかそういうゲスな考え方をもったあなた!!残念ながら今回は不正解です。
今回は動物で考えてみてください。ことわざとなるからには、対立関係が有名なあの動物たいです。アイツがいた日には追いかけっこになるから
こんなこととか
こんなこととかできなくなっちゃうんですよね・・・(´・ω・`)
正解はわかりましたか?
正解は、When the cat‘s away, the mice will play.(ネコがいない間にネズミは遊ぶ)です。
miceはmouseの複数形です。つまり、ネコがいなくなるとネズミが何匹か遊びだすんですね。
まとめ
「鬼vs人間」の関係は、ネイティブ脳で考えると、「ネコvsネズミ」。
鬼の居ぬ間に洗濯
- When the cat’s away, the mice will play.
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