「腐ったみかんの方程式」をご存じですか?
これ、みかんではなく違うフルーツを使って英語でも表現できるんです!
腐ったみかんの方程式とは?
1980年から1981年にかけて放送された、ドラマ「3年B組金八先生」の第2シリーズで、金八先生(主演は武田鉄矢さん)のクラスに加藤優っていう不良少年が転校してくるんです。
実は彼、前の学校で相当な問題児だったらしく
箱の中に1つの腐ったミカンがあると、他のミカンにも腐敗が広まる(から、腐ったみかんがあったら放り出してしまえ)
という方程式によって、前の学校を追い出されてしまったんです。
で、いろいろとありながらも、金八先生の熱心な指導によって加藤優は救われることになるんですが、金八先生が教師や保護者の前で涙ながらに訴える
「われわれは、みかんや機械を作っているんじゃないんです、われわれは人間を作っているんです!」
はまさに名言。
加藤優が卒業式で卒業生代表の挨拶をするシーンは感動的だし、涙なくしては見られないシーンが満載のこのシリーズ。8つある金八先生のシリーズの中でも、最高の視聴率を叩き出したシリーズになりました。
腐ったみかんを英語で表現すると?
で、「腐ったみかん」に話が戻りますが、なんとこれと同じ表現が英語でもあるんです。
しかも英語ではこの方程式を表すのはみかんじゃないフルーツだったので、衝撃的でした。
英語の表現はずばりこれ!!
a rotten apple
引用:ロングマン現代英英辞典
one bad person who has a bad effect on all the others in a group
a rotten apple
集団の中で他の人たちに悪い影響を与える一人の悪いひと
英語ではみかんではなくリンゴで「腐ったみかん」が表現できるみたいです。
さらに、ちゃんとした方程式っぽい表現はないのかなと思ってネット検索したところ、違う英英辞典にこんな解説が載っていました。
A bad apple is generally understood to refer to someone who creates problems for other people, and whose actions or behaviors negatively influence the larger group. (中略)when in fact the term stems from the larger phrase “one bad apple can spoil the barrel,”
引用:Merriam-Webster’s Dictionary
悪いリンゴとは、一般的には他の人に問題を起こし、その行動や言動が大きなグループに悪影響を及ぼす人を指すと理解されている。(中略)実際には「one bad apple can spoil the barrel(悪いリンゴは樽をダメにする)」という大きなフレーズに由来しており、
つまり、「腐ったみかんの方程式」は英語ではOne bad apple can spoil the barrel. と表せることがわかります。
まとめ
腐ったみかんは、英語だとリンゴになる!!
腐ったみかん
- a rotten apple
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