can’tとcannotとcan notの使い分けってちゃんと理解してますか?
わたしははじめて英語を習った学生時代からついさっき辞書で調べるまで、ずーっとなんとなーく使ってました( ゚д゚) (゚д゚ )
can’t / cannot / can notの意味
can’t / cannot / can notとも、意味は小学校や中学校で習った通り、canの否定形です。
a negative form of ‘can’
引用:ロングマン現代英英辞典 | LDOCE
can’t / cannot / can notの使い分け
「can’tのほうが文字数少ないからcan’tを使う」とか「なんとなくcannotのほうが英語知ってそうな雰囲気がするからcannotを使う」とか、そんな感じでcan’tやcannotを使っていませんか?
実はcan’t / cannot / can notの使い分けは、ちゃんと辞書で定義されています。
ロングマン現代英英辞典の定義
• In negatives you say can’t (spoken) or cannot (written):
I can’t hear you!
He cannot leave prison.
引用:ロングマン現代英英辞典 | LDOCE
否定では、can’t(話し言葉)やcannot(書き言葉)を使う:
声聞こえないよ!
彼は刑務所を出所することができない。
can’tは話し言葉、cannotは書き言葉、と定義されています。
関連記事:オンラインで「聞こえないよ」ってなんていえばいいの?

Merriam-Websterの説明
Usage In speech, can’t is much more common than cannot. In formal writing, cannot is much more common than can’t.
引用:Merriam-Webster’s Learner’s Dictionary
用法 スピーチで使用するときは、can’tはcannotよりもよく使われます。フォーマルなライティングでは、cannotはcan’tよりよく使われます。
スピーチではcan’t。フォーマルなライティングではcannnot。ふむふむ。
ジーニアスの定義
canの否定形は話し言葉・くだけた言葉ではcan’tが最もふつう。時にcannotとcan notは話し言葉で強調のためにcan’tの代わりとして使われる。cannotとcan notは話し言葉では区別できないが、書き言葉ではcannotは堅い文体で、can notは非常に堅い文体で用いられる。使用頻度はcannotの方がcan notよりも高いが、両者の選択は書き手の好みで決まることもある。
引用:ジーニアス英和辞典
can’tは話し言葉やくだけた言葉。
cannotとcan notは書き言葉で、cannotがほうが使用頻度が高くて、can notのほうがより堅い。
なるほどー。
まとめ
以上から、can’t/cannot/can notの違いをまとめると、次のようになります。
can’t / cannot / can not
- can’t:話し言葉
- cannot:書き言葉。堅い文体で。can notよりよく使われる
- can not:書き言葉。非常に堅い文体で。
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