that節で使うthatは、品詞としては接続詞にあたりますが、このthatを文法書で引くと、「名詞節を導く従属接続詞の用法」として掲載されていることが多いです。
はい、もう意味わからない。
こんな難しい説明してるから、英文法とか英語そのものを勉強する気なくすんだっつーの。
この記事では、thatってなんなのか、わかりやすく解説したいと思います。
that節/接続詞thatとは
I think that English is easy.
わたしは英語は簡単だと思います。
このthatが接続詞で、that以下(=that English is easy)のことをthat節と呼びます。文法用語とかどうでもいいんだけど一応解説しました。
ネイティブ的なthatの感覚
英語が上手になるいちばんの近道は、ネイティブの感覚に近づくこと。そこで、ネイティブがどのような感覚でthatを使っているのか確認していきましょう。
今回はI think that English is easy. を話すときのネイティブの感覚を解説します。
STEP 1:I think
まず、「わたし思ってるんだけどさー」というように、主語+動詞をバンッ!!と出します。
STEP 2:I think that
“思っている”内容をつなげたい。つなげたい気持ちをthatで表現する。このthatは「どう思っているのかというと・・・」というようなニュアンス。
STEP 3:I think that English is easy.
つなげたい内容をもってくる。
なぜthatは省略できるのか
I think that English is easy. のthatを省略して、I think English is easy. とすることが可能です。
I think that English is easy.
それはなぜなら、上のSTEP 2で示したように、thatが「わたし思ってるんだけどさー、どう思っているのかというと、英語って簡単だよね」の「どう思っているのかというと」を表す働きをするからです。わざわざ「どう思っているのかというと」って言わなくても通じますよね?
逆に、「どう思っているのかお話しますね」とクリアに相手に伝えたい場合や、思っている内容に根拠がある場合には、thatは省略されない傾向にあるようです。プレゼンテーションや会議の場ではthatが使われることが多い、といわれています。
節とはなにか
thatはわかった。でもそもそもthat節の”節”って?っていう疑問が残っている方に朗報(?)です。節は<主語+動詞+・・・>のカタマリです。
that節=thatを使ったカタマリということですね。
I think that English is easy. のthat節(=that English is easy)は、1つのカタマリをつくって目的語と化しています。
I think that English is easy.
主語 動詞 目的語
このブログに「that節 品詞」と検索して読みに来てくれている方がいます。that単体は接続詞であるもの、that節(that+主語+動詞)は何詞にもならないですよー!
まとめ
「名詞節を導く従属接続詞の用法」とかいう用語は理解しようとしなくていいです。「thinkはthat節をとる」とかそういう丸暗記も必要ありません。
英文法はシンプルに理解しよう。
that節
- カタマリをつくってつなぐ
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