「gonnaはネイティブがよく使うのになんで学校ではおしえてくれないの?」とか「gonnaはスラングだから使わないほうがいい」とか、いろいろな論争が世間では巻き起こっているようです。
gonnaって一体なにものなんでしょうか?
gonnaの基本
going to
[gɔ́nə]
「ゴーイング トゥ→ゴナ」
gonnaは、次の英語(の発音)が変化したものです。
- going to
くわしくは、以下で解説していきます。
以下に示す例文のgonnaは、短縮形の発音をスペルでスペルで表したものです。エッセイやレポートなどのライティングでは、短縮せずに正しいスペルを書きましょう。
gonnaの音声変化
going toでは、gの音のあとにtの音がありますよね。あとにtの音が続くとgは脱落する傾向があるため、going to→gointoとなります。カタカナで表すと、「ゴイング トゥ」→「ゴイントゥ」になる感じです。
tの音は最後にくると、強く「トゥ」と発音されないことが多くなります。では、どうなるのかというと、実はtを発音するときの舌の位置ってnとほとんど同じなんですよね。そのため、gointo → goinno;「ゴイントゥ」→「ゴインヌゥ」ように変化します。
goinno「ゴインヌゥ」の中にある母音が弱まってgonna「ゴナ」のようになります。
going toの例文
going toの省略なので、次のように使うことができます。
I’m gonna see him tomorrow.
明日彼に会う予定だよ。
You’re gonna be alright.
大丈夫だよ。
Watcha gonna do?
これからどうする?
Gonna make you sweat!
エブリバディ・ダンス・ナウ!
gonnaにできないgoing toもある
気をつけないといけないのは、I’m going to a concert this evening. のように、「~に行く」という場合には、基本的にはgoing toは短縮しません。
なぜなら、英語で音を短縮するのは、その音が消えても問題ないという意識が働いているから。
I’m going to a concert this evening.(今晩コンサートに行く予定です)の「行く」の部分を抜かしちゃったら、「今晩コンサート〇×▼※□予定です」みたいになっちゃって、意味わからない会話になっちゃいますよね。
だから、「~に行く」という場合のgoing toはgonnaにはしないということに注意を払っておきましょう。
短縮形の発音一覧
gonna以外にもネイティブがよく使う短縮形を、以下の記事に一覧にしてまとめています。
まとめ
gonnaがなにから変化したものか知っていれば、英会話やリスニングも怖くない。
gonna
- going to
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