「こんがりといい感じに日焼けする」と「火傷みたいにヒリヒリと日焼けする」って同じ「日焼け」でもけっこう違いますよね?
これ、英語でも違う単語を使って表現します。使い分けられていますか?
こんがりと日焼けする
suntan
「いい色にこんがり焼ける」「健康的な色に焼ける」といいたいとき、英語ではsuntan/suntannedという単語を使います。
サザンオールスターズの『HOTEL PACIFIC』という歌の中に♪灼けたサンタンの肌に~っていう歌詞があるんですが、そのサンタンです。
suntanという名詞を使ってget a suntanのように表したり、suntannedという形容詞を使ってget suntannedと表せたりします。
A: Where did you get a suntan? You look beautiful.
B: I was in Hawaii this summer.
A:どこで焼いたの?キレイだね。
B:今年の夏はハワイにいたんだ。
Where did you get that great suntan?
どこでそんなにいい色に焼いたの?
You got suntanned! Did you go to the beach or something?
日焼けしたね!海かどこかに行ったの?
tan
suntanの”sun”を省略して、tanという単語で使うこともできます。省略語といえば省略語なんですが、ちゃんと辞書に載っている単語です。
これもsuntanといっしょで、get a tanまたはget tannedというように使います。さらに、tan(焼く、焼ける)という動詞として使うこともできます。
ボディビルダーさんやちょっとチャラめのお兄さん、お姉さんたちが日焼けマシーンを使うことがありますよね?あれを別名タンニングマシーンというんですが、その「タンニング」もこの「タンニング」から来てきます。
I wish I could get a tan like that.
わたしもあんなふうに日焼けできたらなー。
Is there any way to get tanned fast?
早く焼ける方法ないかな?
My skin tans easily.
すぐ(わたしの肌)日焼けするんだよね。(=日焼けしやすいんだよね。)
ひりひりとする日焼けをする
健康的にいい色に焼けるというときはsuntan/tanという一方で、肌が真っ赤っかになってひりひりするような日焼けを表すときには、sunburnという単語を使います。
burnには「(木やろうそくを)燃やす」「(パンを)焼く」という意味があるんですが、sunburnにはそんな感じで人間の肌まで熱々に焼いてしまうニュアンスがあります。
sunburnも、get sunburnedやget a sunburnのように使います。
You’d better move into the shade before you get sunburned.
日焼けする前に陰に異動したほうがいいよ。
Be careful not to get a sunburn on your face.
顔日焼けしないように気をつけなよ。
A: How did you get that bad sunburn?
B: I fell asleep at the beach.
A:なんでそんなに変な日焼けしちゃったの?
B:ビーチで寝むりこけちゃったんだよね。
赤くなる
「日焼けしたねー」の代わりに「赤くなったねー」って言うことありますよね?
「赤くなる」はget redで表現できます。シンプル。
Oh! you got red!
焼けたね!
まとめ
suntan/tanとsunburnを間違えても、ネイティブにはきっと通じるけど、文脈的に「ん?」ってなっちゃうかも。
この機会に使い分けられるようにしておこう。
日焼けする
- 健康的に日焼けする=suntan / tan
- ひりひりとして痛い日焼けをする=sunburn
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