「わたしは2階に住んでいます。」「わたしの教室(オフィス)は5階にあります。」っていうときの「~階に」「~階で」っていう表現。
簡単そうに思えてちょっと悩んでしまわないですか?「階」はfloorだけど、「~に」「~で」はinなのかatなのかonなのか。
floorと前置詞のイメージをつかめれば難しくないので、さっそく解説していきます。
floorとは?
まず「階」をあらわすfloorの意味を確認していきましょう。
floorとは、これです。
これもfloorです。
つまり、floorとは「床」を意味します。
a wooden floorなら「木の床」、a marble floorは「大理石の床」、a tiled floorは「タイルの床」、a carpeted floorは「カーペットの床」をあらわします。
floorと相性のいい前置詞
空欄にあてはまるものとして正しいものを、下の選択肢から選びなさい。
わたしはこのビルの2階で働いています。
I work ( ) the second floor of this building.
① at ② above ③ in ④ on
では、floorと相性のいい前置詞を考えてみましょう。
わたしはfloorのどこにいるのか・・・
floorの上にいますよね?
つまり、floorと相性がいい前置詞はon(~の上で)で、I work on the second floor of this building. ということができ、さっきの正解は④ onとなることがわかります。
「-階に」「-階で」の英語
「~階で」「~階に」をあらわす英語がat the ~ floorだということがわかったところで、これを使っていろいろな表現をできるようにしておきましょう。
アメリカ英語 vs イギリス英語
せっかくなので、アメリカ英語とイギリス英語の「階」の違いも確認しておきましょう。
アメリカ英語では地上にある階が1階で、この発想は日本と同じですが、イギリス英語では地上にある階はground floorといい、その上の階から1階がはじまります。ground floorが「0階」だから、次の階が「1階」になるという発想みたい。
もし混乱しそうだったら、イギリス英語の場合は階の数え方が違うとおぼえておきましょう。
まとめ
~階に、~階で
- on the +序数詞+floor
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