【混乱しない】longitude / latitudeのおぼえ方を語源から解説!

経度・緯度を表すlongitudeとlatitude。

どっちがどっちだっけ?って思って英和辞典で調べるのにまた忘れて調べる・・・ということを繰り返していたんですが、疲れてしまったので(笑)、”おぼえ方”を調べました。

この記事を読めば、二度とlongitude/latitudeを調べなくていいはず!

目次

意味

まずは、longitudeとlatitudeの意味をさくっと確認。

意味

longitude:経度
latitude:緯度

図で確認すると次のようになります。

latitudeとlongitudeの図解
出典:Key Differences

longitude(経度)は、簡単にいうと、イギリスの旧グリニッジ天文台を通る経線を0度として東や西へ行ったときの角度。latitude(緯度)は赤道から北や南へ行ったときの角度です。

語源

latitudeとlongitudeの違いは、-tudeの前についているlatiとlongの違いだろう。きっと語源を調べればすべてが解決するはず!と思って、語源を調べてみました。

語源

longitude:ラテン語のlongus(=long;長い)
latitude:ラテン語のlātus(=broad;広い)

longitudeがlongの意味をもっている、というのは日本人にもわかりやすいですよね。

でも、なんで、longがlongitude(経度)になるんでしょう?

いろいろ調べてみたところ、こんなことがわかりました。

The ancients supposed the torrid and the frigid zones to be uninhabitable and even impenetrable by man, but while the earth, as known to them, was bounded westwardly by the Atlantic Ocean, it extended indefinitely towards the east. The dimensions of the habitable world then (and ancient geography embraced only the home of man .,) were much greater, measured from west to east, than from south to north. Accordingly, early geographers called the greater dimension, or the east and west line, the length, longitudo, of the earth, the shorter dimension, or the north and south line, they denominated its breadth, latitudo. These Latin terms are retained in the modern geography of most European nations, but with a modified meaning.

出典:George P. Marsh, “Lectures on the English Language,” 1882

どういうことかというと、

  1. かつて、「地球の居住地は、南北に測るよりも東西に測るほうがはるかに長い」と考えられていた。
  2. 東西の距離感を「長さ」の意味をもつlongitudeで表すようになった。
  3. もう一方の距離感(南北の広がり)を「幅」の意味をもつlatitudeで表すようになった。

ということが書かれています。

経度は東西180°まで表すのに対して、緯度は南北90°まで表さないことからも、「東西のほうが長い」っていう感覚がわかるよね。

つまり、長い方(経度)=longitudeをつかんでいるかどうかが、longitude/latitudeをおぼえるカギといえるのではないでしょうか。

まとめ

単語がおぼえられなくて困ってるときは、語源を調べてみよう。

longitude/latitudeのおぼえ方

  • longitude:ラテン語のlongus(=long;長い)から派生。経度のほうが「長い」
  • latitude:ラテン語のlātus(=broad;広い)から派生。

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