【図解】ネイティブっぽい「紅葉する」「紅葉狩り」の英語！leaf peepingじゃない！？

「食欲の秋」「運動の秋」「読書の秋」など、秋の楽しみはいっぱいありますが、その中のひとつとして「紅葉狩り」があげられると思います。

「紅葉する」や「紅葉狩り」は意外にも簡単に表現することができるので、ここで一連の表現を確認しておきましょう。

紅葉

英語に「紅葉」をドンピシャで表すことばはありません。

では、「紅葉」はどのように表したらいいのか？まずは紅葉を思い浮かべてみましょう。

きっとこんなイメージが思い浮かびますよね？

つまり、「紅葉」とは「秋の色」だったり「秋の色になった葉っぱ」だったりを表すわけです。

ネイティブの発想はまさに、これで、「紅葉」は次のように表します。

fallはアメリカで使われる傾向が強い英語、autumnはイギリスで使われる傾向が強い英語です。

foliageは学校の教科書には出てこない単語で、英和辞典の『ジーニアス』でも重要度としてはDランク（最も下）にランクづけられているので、はじめて聞いたよという方がいるかと思います。

『ジーニアス』では、次のように説明されています。

名（不可算）［集合的に］（１本または多くの木全体の）葉、群葉；（絵画・建築の）葉・枝・花を集めた装飾

引用：『ジーニアス英和辞典（第５版）』

紅葉する

「紅葉する」も、これをドンピシャで表すことばはないんですが、ネイティブの発想は実にシンプルで

これが

こうなる

ことを表します。

どういうことかというと、「葉っぱ赤くなる」もしくは「葉っぱが黄色になる」ということですよね。

「紅葉する」は「葉っぱが赤くなる」「葉っぱが黄色になる」と表します。

The leaves turn red/yellow.

葉っぱが赤くなる／黄色くなる。（＝紅葉する。）

または、「葉っぱが色を変える」と表すこともできます。

The leaves change color.

葉っぱが色を変える。（＝紅葉する。）

紅葉狩り

では、「紅葉狩り」はなんというのか。これも、もうここまできたらわかるとおり、ドンピシャな表現はありません。

だから、「紅葉狩り」がなんなのか、まずその意味を考えてみましょう。

「紅葉狩り」って、こんなだったり

こんなだったり

こんなだったりしますよね？

つまり、「紅葉を見に行く」ことや「紅葉を楽しむ」ことが「紅葉狩り」なので、これを英語にします。

We are going to see the fall colors this weekend.

わたしたちは今週末にも紅葉狩りに行く予定です。

I love seeing the many colors of fall.

秋の紅葉狩りが好き。

Let’s go enjoy the fall foliage. They should be at their best now.

紅葉狩りに行こうよ。今が見頃なはずだよ。

Looking at all the beautiful autumn foliage here is such a treat.

ここで紅葉狩りができることが大変うれしい。

Kyoto is one of the best places to see fall colors in Japan.

京都は日本で評判な紅葉狩りの名所の１つです。

インターネットを検索すると、leaf peepingというフレーズが出てきますが、ネイティブは日常会話の中ではあまりこの表現を使いません。まずはseeやenjoyを使いこなせるようにしましょう。

まとめ

イメージして知っている単語で表現することが、英語力をUPさせるコツ。

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