次の分数は、英語で2つの読み方があります。なんと読むでしょう?
そして、真ん中の線の読み方は?
分数・真分数・仮分数・帯分数
「分数」は英語でfractionといいます。
fractionは、もともと「端数」の意味。
「真分数」は、分子が分母より小さく、分数として適切(proper)な形をしていることから、proper fractionといいます。
「仮分数」は、分数として適切でない(improper)ことから、improper fraction。
「帯分数」は、整数と真分数の組み合わせ(mixed)なので、mixed fractionといいます。
分子・分母・真ん中の線
分子・分母・真ん中の線の英語
「分子」は英語でnumerator、「分母」は英語でdenominator。
そして、真ん中の線は英語でfraction barといいます。
インターネットで「分数 線 英語」と検索するとvinculumと出てくることがありますが、誤りです。
numerator/denominatorのおぼえ方
numerator
分子はnumeratorといいますが、これはラテン語のnumerare(数を数える)が語源になっています。numerareの仲間には、numberも含まれます。
numeratorは、分数の線の上で数を数える働きをしているというイメージですね。
denominator
分母はdemoninatorですが、demoninatorは語源要素で分解すると、次のようになります。
demoninator=de- “completely” + nominare “to name”
後半のnominareにto name(=指定する)の意味があるんですが、分数の母数を指定する働きをしているからdemoninatorという単語が使われていることがわかります。
分数の読み方
実際に「3分の7」を読んでみましょう。
まず、1つめのパターンは、three seventh。
これが学校で習う英語です。
もう1つのパターンは、実はこっちのほうが日本人にはわかりやすいかも。
three over seven。上から順番に「数字→over→数字」と読んでいきます。
分数に関する計算問題
せっかくなので、分数の問題も解いてみましょう。
まとめ
これで分数は完璧。
分数
- 分数:fraction
- 分子:numerator
- 分母:denominator
- 分母の線:fraction bar
- 分数の読み方①:three seventh
- 分数の読み方②:three over seven
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