今やワールドワイドになったお笑い芸人の渡辺直美さん。
彼女はファッションアイコンとしても活躍していますが、VOGUEのメイクアップ動画が英語の勉強になるので紹介します。
渡辺直美のプロフィール
NSC東京校の12期生としてお笑いの世界に足を踏み入れた渡辺直美さん。
2014年から短期留学をし、世界進出を目指していました。
▼参考:アメリカに進出しはじめた時代の特集。
コロナ禍では日本にとどまることを余儀なくされましたが、日本で制作したLady GagaのパロディYouTubeは、Lady Gaga本人も「最高!!!」と称賛したとか。
▼参考:渡辺直美さんとゆりやんレトリィバァさんがパロディしたLady Gagaの曲の解説。
そして2021年、渡辺直美さんはテレビのレギュラー番組をすべて降板し、ニューヨークに家を買い、アメリカの芸能事務所に籍を置き、アメリカを拠点に活動を開始しました。
VOGUE
渡辺直美さんが出演しているVOGUEの動画がこちら。
VOGUEにはVOGUE JAPAN(日本用)のYouTubeアカウントもあるんですが、渡辺直美さんは世界版のVOGUEに出ちゃったところがすごい!!
VOGUEの字幕の解説
I’m about to do a show.
今からわたくし、ショーをやりに行くんですけれども。
<be about to+動詞の原形>で「まさに~しようとしている」という意味。「ショーをやる」はdo a showで表せるんですね。
My powder foundation is so gross.
粉のファンデーション、きったいないでしょ。
gross(汚い)はよく使うから覚えておきたい単語。so grossで「すごく汚い」ですね。
My neck hurts.
首痛ぇ。
hurtは「痛む」。「~が痛い」は英語の発想だと「~が痛む」で、日本語とちょっと違うところが意外と注意。3人称単数が主語(この場合はmy neck)のときはhurtにsがつくことも忘れないようにしよう。
Can I even show this?
いいの、こんなの出して?
evenは「~でさえも」というニュアンスの副詞。ここでは「これを見せることさえしていいの?」→「こんなの出していいの?」って感じで使ってます。
Is this called a cat-eye?
キャット・アイっつーんですか?
<be動詞+called>で「~と呼ばれている」なので、Is this called a cat-eye?は直訳すると「キャット・アイって呼ばれてるんですか?」ということ。
This is the face I never wanted anyone to see…
このときの顔っていちばん見られたくないわ。
この文法ちょっと難解かも。
This is the faceで「これは顔です」。じゃあどんな顔なのかというと、I never wanted anyone to see(絶対に誰かに見られたくない)。これがつながって、This is the face I never wanted anyone to see…で「これは絶対に誰かにみられたくない顔です」となります。
<want+人+to+動詞の原形>は「(人)に~してほしい」という使い方。
… , so they stand out too much.
(自眉毛が黒いから)浮くでしょ。
stand outは「目立つ」。too muchは「過度に」。
The color is really light.
すごいちょっと色薄い。
気をつけるべきは「薄い」という表現。「薄い」って何て言うんだっけ?って迷いがちなんだけど、「薄い」=「色が明るい」というニュアンスでlightを使います。
lightの反意語はdark。
This is a blush from MAC.
MACのチークなんだけど。
ポイントは「MAC”の”チーク」の「の」。a blush of MACってしちゃいがちなところですが、「MAC”から”発売された」というニュアンスなのでfromを使います。
I’ve been using this for five years but it hasn’t run out.
5年ぐらい使ってるのかな。全然減らないの。
<have+been+-ing>で、「ずっと~し続けている」。for five yearsは「5年間」。
run outは「使い果たす」です。
Isn’t that scary?
怖くない?
scaryは「怖い」。Is that scary? だと「怖いよね?」なんだけど、Isn’t that scary? で「怖くない?」になります。Isn’t that scary? はこのまま使えるだから、まるっとおぼえてしまおう。
It’s easier to apply with a smaller brush.
ちっちゃいブラシのほうが塗りやすい。
easierはeasyの比較級で「より簡単」という意味。applyは、学校で習う意味は「適用する」とかなんだけど、「(薬・化粧用クリームなどを)塗る、つける」という意味でも使えます。
I like to use really defined lashes.
パキっとしたまつ毛を使うようにしてます。
defineには「はっきりさせる」という意味があるんだけど、ここから派生したdefinedには「はっきりした」という意味があります。
lash(es)は「まつ毛」なんだけど、「つけまつ毛」といいたい場合は、fake eyelash(es)もしくはfalse eyelash(es)ということができます。
No matter how windy it gets…
どんだけ風邪吹いても…
no matter how ~で「どれだけ~でも」。windyはwind(風)の形容詞で「風が強い」なので、No matter how windy it getsで「どれだけ風が強くても」を意味します。
I highly recommend this glue.
これすごいおすすめ。
highlyは「高く(=とても)」。recommendは「すすめる、推薦する」です。
「一押し(商品)!」のように標語で使うときはHighly recommended! のようにいうことも可能です。
まとめ
今回紹介した動画および英語表現は、もともと日本語だったものを英語に翻訳したものだから、英語学習がしやすくてhighly recommendedです。