「~してからX年になる」「~してからX年経つ」という英語にはさまざまなパターンがありますが、ひとまずこれを押さえておけばOKという5つの表現を集めました。
例文があるとわかりやすいと思うので、今回は「結婚してから10年になる」を表現してみます。
主語 have 過去分詞 for X years
We have been married for 10 years.
直訳すると、「わたしたちは10年間結婚しています」。
<have+過去分詞+for ~>で「~の間…している」を表します。また、marriedは「結婚している」という状態を表します。
It has been X years since 主語 動詞
It has been 10 years since we have got married.
現在完了(ここではhas been)には過去から現在までの時間の流れを表す働きがあり、ここから「結婚してから10年ある」ということを表現しています。
「結婚している」という形容詞は<be動詞+married>ですが、「結婚する」という動詞はget marriedで表します。
It is X years since 主語 動詞
It is 10 years since we have got married.
1つ前のIt has been 10 years since we have got married. との違いは、動詞がisかhas beenかです。文法的にどちらが正しいのかについてはいろいろなところで議論が繰り返されていますが、結論としてはどちらも可。アメリカ人の友人に聞いたところでは、It has been ~のほうがよく使われるということでした。
isを使ったIt is 10 years since we have got married. の場合も、意味はIt is 10 years since we have got married. とほぼ同じで、直訳すると「結婚してから10年だ」という感じです。
X years have passed since 主語 動詞
10 years have passed since we got married.
直訳すると、「わたしたちが結婚してから10年の月日が経過している」。
passには「経過する」という意味があり、10 years have passed since ~で「~から10年が経過している」となります。
主語 動詞 ~ X years ago
We got married 10 years ago.
シンプルに「わたしたちは10年前に結婚した」と表してもいいでしょう。
まとめ
今回紹介した5つの表現はどれも実際に使われる表現。しっかり理解して吸収しよう。
~してからX年になる・経つ
- 主語 have 過去分詞 for X years
- It has been X years since 主語 動詞
- It is X years since 主語 動詞
- X years have passed since 主語 動詞
- 主語 動詞 ~ X years ago
▼参考:頻出構文