1泊2日でアートの島・直島に行ってきました。
定番から穴場まで見るべきところは全部見つくした自負があるんですが、穴場的なところだと観光客が全然いなくて、「せっかく直島まで来てるのにもったいなことしているひとが多いなあ」というのが正直な感想でした。
これから直島に行こうとしている方には直島を120%楽しんでもらいたい!!そんな思いを込めておすすめスポットをご紹介します。
2019年の旅の記録なので、最新状況と異なる場合があります。
定番スポット
レンタサイクルのおうぎやさんが、定番スポットをわかりやすくまとめてくれています。
旅行に行く前にいろいろと調べ尽くしましたが、この地図に載っている観光スポットを制したら、王道はすべて制したと言っても過言ではないと思います。
補足するとすると、宮浦港の赤いかぼちゃのすぐ近く(後ろに振り返ったらすぐ見える位置)にパヴィリオンっていうのがあって、けっこう有名です。
穴場スポット
上に乗せたおうぎやさんの地図やほかの地図にも載ってなかったり、載っていても本当に小さい文字情報でしか載ってない素敵な観光スポットが直島にはいくつもあるので、エリア別に紹介します。
宮ノ浦エリア
外ヶ浜オリーブ公園
ベネッセハウス周辺から宮ノ浦に向かう途中に見つけました。地図でいうとこの辺りになります。
このエリアはバスが通らないため、立ち寄りたい方は電動自転車でぜひ!!(直島は電動じゃないふつうの自転車だと坂道がキツイです汗)
本村エリア
本村エリアは家プロジェクトで有名ですが、目的地から目的地に移動する道なりにもアートがいっぱいあります。
あと、細い路地にある小さなお店「よいち座」さんでは、手作りの小物やアクセサリーだけではなくて空き缶アートも販売しています。
「よいち座」さんの位置はこのあたり。
本村エリアには地図に載っていない隠れアートがいっぱいなので、時間をとってゆっくり散策することをおすすめします。
ベネッセ周辺
特にベネッセハウスミュージアムの辺り(下の地図の真ん中の円と左の円のところ)はバスで素通りしちゃう人が多くて、本当にもったいないなーって思ってました。ぼーっとバスに乗っていたらたぶん気づかないアートがたくさんあります。
ここで見れるアートをいくつか紹介します。
ニキ・ド・サンファール「腰掛」
ニキ・ド・サンファール「らくだ」
ニキ・ド・サンファール「猫」
このほかにもポップな作品がたくさん。この辺りは草間彌生「南瓜」(=黄色いカボチャ)の近くなので、ちょっと時間があったら立ち寄ってみてください。
ジョージ・リッキー「三枚の正方形」
片瀬和夫「茶のめ」
かわいい。
ウォルター・デ・マリア「見えて/見えず 知って/知れず」
ガラス戸が開いているときと閉じているときで見え方が違います。風が強い日の夕方に行ったらガラス戸が閉まっていました。雨の日の昼間に行ったら空いてました。なんでだろう??
杉本博司「タイム・エクスポーズド ミルトア海 スーニオン」
大竹伸郎「シップヤード・ワークス 切断された船首」
海岸沿いにあってこそ。
大竹伸郎「シップヤード・ワークス 船尾と穴」
穴。
蔡国強「文化大混浴 直島のためのプロジェクト」
ここはほんとに度肝を抜かれました。森の中に突如合わられるこの空間。中国産の太湖石とアメリカ製のジャグジーバスが配置されています。
葵氏によると、ここは風水的に直島でもっとも「気」が集まる場所。背後の山から「気」が駆け下りてきてこの広場に流れ込み、オブジェのような石たちにぶつかって跳ね返りジャグジーバスに集中し、そして目の前の瀬戸内海へと流れていく。そういう理論だそうです。
桟橋
観光スポットではなく本物の桟橋なんだけど、まっすぐで真っ白なラインがアートだなって思いました。
ベネッセ周辺から本村エリアに抜ける道
この道もバスが通らないので、超穴場です。今まで紹介してきたどのエリアよりも観光客がいなくてびっくりしました。
ほかのエリアに匹敵する素敵なアートがあるので、ここも行ってほしいです。
三島喜美代「もうひとつの再生 2005-N」
通称「巨大ごみ箱アート」。
ネコバスの停留所
これ、素人さんがつくったアートらしいんです。意外!!
まとめ
以上、直島の定番スポットと穴場スポットのまとめでした。穴場スポットについては、たぶんどの地図よりも詳しいはず。
日帰りで定番スポットを回るもよし、1泊2日で島中のアートを制覇するのもよし。ぜひみなさんのアートの旅の参考になれば幸いです。
1泊2日で行く方には、SPARKY’S HOUSEがおすすめです。まさに「アートな島の宿泊施設」です。
関連記事