英語構文をがんばって勉強したりしていると「決して~な人ではない」という表現がよく出てきます。
これ1パターンじゃなくて、何パターンにでも表現できるんですが、何パターンが思い浮かびますか?ここでthe past personしか思い浮かばなかったあなた!!もう一度英語学習について見直してみましょう。
「決して~な人ではない」の英語表現
【問題】
「佐藤さんは決して約束を破るような人ではない」を世界一簡単な英語で表現してみましょう。
「決して~な人ではない」ではないを英語で表現してみよう、というと、日本人学習者(大学受験をがんばったひととか特に・・・)がまず思い浮かべる英語はthe last personかと思います。
the last personを使うと、
Mr. Sato is the last person to break his promise.
みたいな感じで表現できます。
「佐藤さんは、約束を破る最後の人だ」→「佐藤さんは決して約束を破るような人ではない」ということですね。
でもね、この表現を知らなくても余裕で変換することができます。というか、これ以外にも小中学生が知っている単語で表現できる英語があるので、まずはそっちをちゃんと押さえてきましょう。
「佐藤さんは決して約束を破るような人ではない」とはシンプルにいうとどういうことなのか?文字面に惑わされることなく、本質をとらえていきましょう。
んー、そうだな、幼稚園生に説明するならなんて説明する?って考えればいいかも。
シンプルにいうと、「佐藤さんは決して約束を破るような人ではない」→「佐藤さんは絶対に約束を破らない」ってことですよね?
つまり、
「決して~な人ではない」
↓
「絶対~しない」
と変換すると、(おそらく)世界でいちばん簡単な英語にすることができるのです。
これより、「佐藤さんは決して約束を破るような人ではない」は
Mr. Sato never breaks his promises.
となります。
また、違った角度からも「佐藤さんは決して約束を破るような人ではない」と表現できることができます。
「決して~な人ではない」
↓
「常に~する人だ」
と考えて、「佐藤さんは常に約束を守るひとだ」ということができます。
英語だと
Mr. Sato always keeps his word.
になります。
また、ちょっとイディオムっぽい感じだと
Mr. Sato is a man of his word.
となります。「彼は言葉の人だ」=「彼は約束を守る人だ」というニュアンスです。
▼参考:頻出構文「~する日が来るだろう」にもシンプルかつ正確な表現方法があります。
まとめ
英語は1通りではない!言いたいこと、伝えたいことの本質はなんなのかを考えて、柔軟に表現できるようにしていこう。
決して~な人ではない
- Mr. Sato never breaks his promises.
- Mr. Sato always keeps his word.
- Mr. Sato is a man of his word.
- Mr. Sato is the last person to break the promise.
※ランクは独断と偏見による簡単だと思う順。