caseというと、学校で習う意味は「場合」などですが、医療関連の記事や医学文献で使われるcaseをこの意味でとらえると「?」となってしまいます。
ここでは、意外な意味で使われるcaseについて紹介します。
目次
caseの意味
おもいきってgoogleで検索をかけてみます。
たとえば2021年1月3日時点で「covid 19 cases」と検索窓に入力すると、次のような表示が確認できます。
英語で検索した場合
日本語で検索した場合
casesは日本語だと感染者数と表示されます。
caseの訳を「事例」というように勉強することがありますが、医療現場においては「事例」=「症状がある例、症例」=「感染者数」と解釈されていると考えることができます。
▼参考:感染予防のための英語表現
新型コロナウイルス感染予防対策の英語を解説します
新型コロナウイルスが全世界をざわつかせています。 新型コロナウイルス関連の記事を読み漁っていたところ、アメリカ疾病管理予防センター(アメリカしっぺいかんりよぼ…
confirmの意味
「症例、感染者数」の意味で使われるcaseとあわせてよく使われるのがconfirmです。
たとえば、googleで「covid 19 cases confirm」と検索します。すると、WHOのサイトが上位に表示されるので、WHOのサイトを見てみます。
2021年1月3日時点では、次のように表示されます。
WHOによると、全世界では、中央ヨーロッパ時間の2021年1月2日午後2:34時点で、1,815,433人の死亡者数を含む、82,356,727人のコロナウイルス感染者数が確認されている。
82,356,727 confirmed casesというのは、直訳すると、「確認された82,356,727の感染者数」という意味で、confirmは「~を確認する」という意味をもちます。
まとめ
命に係わる情報を得るために必要な語句を知っておこう。
case
- 症例、感染者数