「ここまでにしよう」「今日は終わりにしよう」って英語で言えますか?
学校の授業だと先生が「今日はここまでです」っていう意味でThat’s all for today. って言ってたけど、実はそれって場面によっては間違いかも!?!?
代表的な「ここまでにしよう」
Let’s call it a day.
「今日はここまでにしよう」「今日は終わりにしよう」と英語の代表的な例で、英会話で断然役に立つのが、Let’s call it a day.
call it a dayは直訳すると「それを1日と呼ぶ」となり、それが転じて「それで1日を終わりにする」という使われ方をします。
I’m getting a bit tired now – let’s call it a day.
少し疲れてきたな ― 今日は終わりにしよう。
参考:「終わったー!」も英語で表現できるようにしておこう。
意外と知らない「ここまでにしよう」
Let’s call it a night.
1日中働いていたり勉強したりしていたときに使える表現がcall it a day。
その一方で、call it a nightは、夜だけ使える表現。call it a dayの応用です。
A: OK, I’m calling it a night.
B: All right. Sleep tight.
A: 今夜はここまでにしよう。
B: そうだね。ゆっくり寝て。
Let’s finish up.
シンプルに「終わりにする」という意味のfinishを使って表現することもできます。
Let’s finish up and go home.
今日はここで終わりにして家に帰ろう。
finishを使うときに気をつけることは、upを付け忘れてLet’s finish. だけで終わらないこと。Let’s finish. だと「終わらせよう」というように聞こえて「え!?今日中に仕事を終わらせないといけないの!?!?」と誤解を与える可能性があります。
Let’s finish up.
Let’s wrap it up.
wrapには「包む」という意味があります。ここからイメージするとwrap upは、物事を包み込んで、はいおしまい、みたいな感じになります。
wrap it upがcall it a dayと違うのは、「1日を終わらせる」という漠然としたニュアンスではなく、そのときしている仕事を切り上げるというニュアンスをもっているところにあります。
A: We’ve been analyzing the data all day today.
B: Let’s wrap it up and grab some drinks.
A:今日ずっとデータ分析してるね。
B:そろそろ切り上げて飲みに行こう。
That’s all for today.はどんな場面で使うのか
学校の授業や英会話教室、あとはプレゼンテーションとかでも聞いたことのあるThat’s all for today.
これは直訳すると「今日はこれですべてです」っていう意味になります。
自分が仕切っている場面で「今日はこれですべてです」って伝えても違和感ないけど、みんなが仕事していたり勉強したりしているところに介入してきて「今日はこれですべてです!!!」って言ってくるひとはかなりの変態ですよね(?)
That’s all for today. は使う場面に注意しましょう。
Well, That’s all for today. Thanks for listening.
えー、今日はここまでです。ご清聴ありがとうございました。
まとめ
「ここまでにしよう」「今日は終わりにしよう」の英語として、まずはLet’s call it a day. を押さえておこう。
ここまでにしよう・今日は終わりにしよう
- Let’s call it a day.
- Let’s call it a night.
- Let’s finish up.
- Let’s wrap it up.