「お仕事はなにをされていますか?」は英語ではWhat is your job? っていうんだよ、と習ったひとも少なからずいると思います。
実際、ひと昔前の英語教材にはこの表現バンバン載っていたし、今も載っている教材があるかもしれません。
でも気をつけて!その英語、ネイティブはあまり使いません。
What is your job?がもつニュアンス
What is your job? は文法的に間違えている箇所はひとつもありません。でも、ネイティブが使うことはほとんどありません。
ネイティブの友人に「もしWhat is your job? って言われたらどう思う?」と聞いてみたところ

「あんたの仕事なに?」って聞かれている感じ。ネイティブじゃない相手に言われたら気にしないけど、相手がネイティブだったら「え?なにこのひと」ってなるかも・・・。
と言っていました。
What is your job?の代わりの英語
「仕事はなにをしてるんですか?」と聞きたいとき、実際にネイティブがよく使う表現は、What do you do? です。
What do you do? は直訳すれば「ふだんなにをしているんですか?」っていうことなんだけど、これが転じて「ふだんはなんのお仕事をしているんですか?」ということになります。
わたしは過去にオーストラリアとカナダに留学したことがあって、日本でもインターナショナルなシェアハウスに長く住んでいたんですが、What do you do? は本当によく聞きます。これ、知らないと、「今なにしてるの?」って聞かれていると勘違いして、トンチンカンな回答しちゃうんですよね・・・。
What do you do? は頭の片隅じゃなくてど真ん中に叩き込んでおいても損しない表現です。
あと、英語を勉強している日本人の友人に



What do you do? っていう4単語だけで会話成立する?
って質問されることがたまーにあるんですが、もし不安な場合は、What do you do for a living? って聞きましょう。「生活のために(生計を立てるために)なにをしているんですか?」という意味になるので、まず違ったニュアンスでとらえられるはずはないはずです。(とはいっても、What do you do? だけでも十分OK!)
まとめ
仕事はなんですか?≠What is your job?
お仕事は?
- 考え方:ふだんなにをしているんですか?
- 英語:What do you do?
▼参考:ネイティブはなんていうの?



