自分用のメモにあえて「備忘録」というタイトルを残したり、SNSを発信するときにあえて「自分用に書きましたよ」という演出で「メモ」という書き出しからはじめたりすることがあるかと思います。
この「備忘録」や「メモ」は英語でどのように表現するのでしょうか。
「備忘録」「自分用のメモ」の英語
「備忘録」「メモ」「教訓」「自分への戒め」などは、英語でnote to selfと表すことができます。
たとえばTwitterを検索してみると、次のように使われています。
このように、画像を自分用のメモとして取っておくこともできますし、もちろん文章だけで完結することもできます。
memo / noteの意味と違い
上からもわかるように、メモのことを英語ではnoteと表すんですね。
ここでいま一度、memoとnoteの違いを確認しておきましょう。
memo
memoを英英辞典で調べると、次のように定義されています。
mem‧o /ˈmeməʊ $ -moʊ/ noun (plural memos) [countable]
引用:ロングマン現代英英辞典
a short official note to another person in the same company or organization
– I sent him a memo reminding him about the meeting.
mem‧o /ˈmeməʊ $ -moʊ/ 名詞 (複数形 memos) [可算]
同じ会社や組織の別の人に向けた短いオフィシャルのメモ
-私は彼に会議のことを知らせるメモを送りました。
この定義のポイントは、会社や組織の中でなにかを伝達するときに使われるメモであって、自分用ではないということですね。
note
一方で、noteの定義を同じ英英辞典で調べてみると、次のように書いてあります。
note /nəʊt $ noʊt/ ●●● S1 W2 noun
引用:ロングマン現代英英辞典
1 TO REMIND YOU
a) [countable] something that you write down to remind you of something
– Dave made a note of her address and phone number.
– Keep a careful note of any problems you have with the software.
note /nəʊt $ noʊt/ ●●● S1 W2 名詞
1 思い出すために
a) [可算]何かを思い出すために書き留めておくもの
-Daveは彼女の住所と電話番号をメモした。
-ソフトウェアに問題があった場合には、慎重にメモをしておいてください。
やっぱりnoteが「自分用のメモ」なんですね。
ちなみに、noteはこれ以外にもいろいろ意味があって、冊子の「ノート」の場合は、複数形にしてnotesで使います。
まとめ
このブログも、英語教材の編集や英語講師をしている中で気づいた自分の用のメモとしてはじめたのがきっかけです。引き続き御贔屓のほどよろしくお願いいたします。
備忘録・自分用のメモ
- note to self